Copilotの音声とVisionの使い方|日本で使える?
2024年10月に発表されたCopilotの音声会話とCopilot Visionが、2026年10月のいま日本で使えるのかを整理しました。始め方、プライバシー、料金、2024年の記事の答え合わせまでまとめています。

HowtoAI · AIアシスタント · 最新版
?この記事はこんな方に
- 「Copilot 音声」「Copilot Vision」を調べて、日本で使えるのか知りたい方
- パソコンやスマホで、Copilotと話しながら作業を進めてみたい方
- 画面を見せることに不安があり、保存や学習のことを先に知りたい方
!この記事でわかること
- 2026年10月時点の、音声とVisionの対応状況と使える場所
- 音声会話と画面共有の、始め方と終わり方
- プライバシーと料金の要点と、2024年の記事の答え合わせ

こんにちは、ヒカリです。
2024年に紹介したCopilotの音声とVisionは、いまの日本でどこまで使えるのでしょうか。この記事では、まず現在の状況と日本での対応を確かめて、音声会話とVisionの始め方、プライバシーと料金の注意点を順番に見ていきます。最後に、2024年の記事の答え合わせもしますね。
Copilotの音声とVisionは、いまどうなっているか(2026年10月)
MicrosoftのCopilotは、2024年10月に画面と機能を作り直し、「音声で話す」「見ている画面について話す(Copilot Vision)」を加えました。私たちはその発表を同じ月に記事にしています。それから2年近くたった2026年10月のいま、2つの機能は日本でも使えます。ただし、当時の記事にあった「Edgeで」「Proプランの人だけ」「米国から順に」という前提は、どれも変わりました。
2つの機能は別々のものではありません。Visionは、Copilotと声で会話している最中にだけ使えます。まず「声で話す」ことが入口で、そこに「画面やカメラの映像を見せる」ことが加わる、と考えるとわかりやすいです。
2024年の記事から後の主な出来事を、時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年10月 | Microsoftが、音声会話とCopilot Visionを含む新しいCopilotを発表。音声は英語から先に提供され、声は4種類から選べた。 |
| 2024年11月 | Windows Latestが、Copilotの音声モードが無料で誰でも使えるようになったと報じた。 |
| 2025年2月 | Windows Latestが、Copilotの音声が英語以外にも広がると報じた。 |
| 2025年6月12日(米国時間) | 「Copilot Vision on Windows」が米国で利用可能に。Windows 10/11が対象で、欧州以外の国にも広げる予定とされた。 |
| 2025年10月17日 | PC Watchが、Copilot Visionの一般提供開始と、「Hey, Copilot」と呼びかけて音声会話を始める機能を報じた。 |
| 2025年10月20日 | 窓の杜が、日本でも「ヘイ Copilot」が使えるようになり、Copilot VoiceとCopilot Visionが展開されたと報じた。 |
| 2026年8月18日 | 個人向けのCopilotアプリで、グループチャット、ポッドキャスト、Deep Researchが終了。個人用と職場用のアプリの統合が進む。音声とVisionは、この終了機能の一覧には入っていない。 |
| 2026年9月25日 | Microsoftが新しいCopilot(Home・Code・Autopilot)を発表。多くはFrontierプログラムなど限定的な提供から始まる。 |
ヒカリちゃんのまとめ音声とVisionは、2024年の発表のときは英語圏の限定機能でした。いまは日本でも使える機能になっています。入口は「声で話す」で、その途中で画面やカメラを見せる、という順番ですね。
Copilot VoiceとVisionは日本で使えるか
いちばん知りたいのは「日本の自分が使えるのか」でしょう。確かめられたことを、機能ごとに分けて書きます。
| 確かめたいこと | わかったこと |
|---|---|
| 音声会話は日本語でできるか | できる。Microsoftの公式サポートページ(2026年9月更新)の、個人用Microsoftアカウントでの音声会話の対応言語に「日本語」が入っている。 |
| Visionは日本で使えるか | 使える。窓の杜(2025年10月20日)が、グローバル展開が始まり、日本でも利用できるようになったと報じている。ただし、Visionだけの対応言語の一覧は、公式ページで見つけられなかった。 |
| どこで使えるか | 公式サポートページによると、画面の共有はWindowsまたはWeb、カメラの共有はスマホのCopilotアプリ。このページにEdgeとMacの記載はない。 |
| どのアカウントで使えるか | Windowsで画面を共有する案内ページ(スクリーンリーダー向け、日本語)は個人用Microsoftアカウントが必要で、職場・学校アカウントは対象外としています。一方、英語のサポートページには、Microsoft Copilotのライセンスと職場アカウントでも使えるという記載があり、公式ページの書き方が揃っていません。 |
| Hey Copilotは | 「Hey, Copilot」と呼びかけて音声会話を始める機能。標準ではオフで、Copilotアプリで設定を入れ、マイクの使用を許可する。Copilotを使えるすべてのWindows 11パソコンに展開すると報じられている。 |
仕事用の「Microsoft 365 Copilot」には、別の音声機能もあります。窓の杜(2025年6月11日)によると、Wordの文書について音声で質問でき、日本語を含むMicrosoft 365 Copilotの対応言語で使えて、Copilotとの音声会話は1日60分までとされています。この記事で扱うのは、個人向けのCopilotアプリの音声とVisionです。
ヒカリちゃんのまとめ音声は日本語に対応し、Visionも日本で展開されています。ただ、無料版での使える量や、公式の言語一覧は確かめきれていません。自分のアプリで実際に出るかを見るのがいちばん確実です。
Copilot Voice(音声会話)の使い方
音声会話の始め方を、Windowsとスマホに分けて書きます。個人のMicrosoftアカウントでサインインしておいてください。サインインの仕方やアカウントの切り替えは、無料版Copilotの記事とCopilotの使い方(2026年版)にまとめています。
Windowsパソコンで始める場合です。
- Copilotアプリを開く。Windowsキーを押して「Copilot」と入力するか、Copilotキー、またはWin+Cキーで開きます。
- 入力欄の音声のアイコンを押す。公式サポートページが、音声での会話の始め方として、Copilotの入力欄、Copilotキー、Win+Cを挙げています。マイクの使用を求められたら許可します。
- 日本語で話しかける。「来週の打ち合わせの案内文を、3行で考えて」のように、目的と相手を言います。答えの途中で話しかけて、直してもらうこともできます。
- やめるときは終了する。「Goodbye」と言う、×ボタンを押す、数秒間操作がない、のいずれかで、「Hey, Copilot」からの会話は終わります。
スマホは、Copilotアプリ(iPhone・Android)を開いて、同じように音声のアイコンから始めます。外出先で考えをまとめたいときに向いています。
「Hey, Copilot」を使う場合は、先にCopilotアプリの設定で機能を入れる必要があります。PC Watch(2025年10月17日)によると、呼びかけると会話の開始を知らせるチャイムが鳴り、マイクのアイコンが出ます。入れていない状態では呼びかけに反応しないので、使いたい方は設定を確かめてください。
2024年の記事で紹介した「Copilot Daily」(朝のニュースと天気を音声で読み上げる機能)と、Think Deeper(深く考える機能)は、この記事の手順には入れていません。理由は05の答え合わせに書きました。
ヒカリちゃんのまとめ音声は、アイコンを押して話しかけるだけで始められます。「Hey, Copilot」は標準ではオフなので、使いたい方は設定を入れてくださいね。
Copilot Visionの使い方(画面共有・カメラ)
Visionは、Copilotと声で会話しているときに、画面やカメラの映像を見せる機能です。公式サポートページには、音声会話の最中にだけ使える、と書かれています。
Windowsで画面を見せる手順です。
- 音声会話を始める。前の項目の手順で、Copilotと音声で会話できる状態にします。
- 画面共有を選ぶ。公式サポートページでは、画面共有の矢印を選びます。PC Watch(2025年6月)は、入力欄のメガネのアイコンと紹介していました。表示は更新で変わることがあります。
- 見せたいアプリやウィンドウを選ぶ。PC Watchによると、同時に共有できるのは最大2つのアプリです。
- 画面について質問する。「この見積書の、合計の出し方を教えて」のように話します。「Highlights」では、押す場所を画面上で光らせて教えてくれます。
- 終わったら共有を止める。Windowsでは「共有を停止」を選びます。音声会話はそのまま続きます。
スマホでは、音声会話を始めてから、カメラのアイコンを押します。カメラの許可が必要です。もう一度カメラのアイコンを押すと共有が止まり、音声会話は続きます。レシートや看板、機械の表示などを写して聞く使い方ができます。
できないこともあります。公式サポートページによると、Copilotは説明と案内をして、画面を強調表示することはありますが、「クリックも入力もスクロールもしません」。代わりに操作してくれる機能ではありません。また、対応していない内容のページでは、Visionのアイコンが薄い色になり、Copilotはその内容に答えません。
2024年の記事では、Edgeのブラウザの中でVisionを使うと紹介しました。Edgeには2025年7月に「Copilot Mode」という機能が加わり、Microsoftの日本語ニュース(2025年7月31日)では、Copilotを提供する地域で無料で使えると案内されています。ただ、Edgeの中でのVisionが2026年10月のいまどう動くのかは、私たちは確かめていません。Edgeでのページの要約は無料版Copilotの記事に書きました。
ヒカリちゃんのまとめVisionは、画面やカメラを一緒に見ながら教えてもらう機能です。操作を代わりにしてくれるわけではないので、案内に従って、自分の手で押すことになります。
Copilotの音声・Visionのプライバシーと料金
2024年の記事は、便利さを中心に書いていて、規約と料金にはほとんど触れていませんでした。画面や声を預ける機能なので、ここで確かめておきます。
画面とカメラの映像。Microsoftのプライバシーに関するFAQには、Visionで共有したスクリーンショットとカメラの映像は、セッションが終わると保存されない、とあります。映像は依頼に答えるためだけに使われ、AIの学習や個人向けの調整には使われないとされています。ただし、Visionでのやり取りを文字にした記録が、見返せるように、また不正利用を見つけるために、保存されることがあります。この記録はいつでも削除できます。顔や手などの生体データを処理する前に、同意を求められることもあります。
声と会話の履歴。同じFAQには、オプトアウトしていない場合、声と会話のやりとり(アップロードした画像やファイルを含む)をAIの学習に使うことがある、とあります。会話の履歴は標準で18か月保存され、個別にも全部でも削除できます。学習に使われるのが困る方は、設定でオプトアウトを選べます。
仕事で使うとき。個人向けのCopilotの利用規約には、「Copilot は、個人的な使用のためにのみ使用できます」という一文があります。画面共有には、お客様の情報、社外秘の資料、パスワードの画面が映り込みやすいので、仕事の画面を見せる前に、会社の方針と、会社のアカウントで使えるCopilotがあるかを確かめてください。Windowsの日本語の案内ページは、職場・学校アカウントではVisionを使えないとしています(英語ページには、Copilotのライセンスがあれば職場アカウントで使えるという記載もあり、食い違っています)。
料金。個人向けのプランは、Microsoftの日本語ページで2026年10月26日に確認した金額で、次のとおりです。Copilot Proは2025年10月に販売を終えています。詳しくはCopilot Proの記事を見てください。
| プラン | 料金 | Visionまわりの書き方(公式ページ) |
|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | チャット、画像作成、ファイルのアップロード。使える量に上限がある。 |
| Microsoft 365 Personal | 月2,130円/年21,300円 | 画面またはカメラからのビジュアルAIアシスタンスを、無料版よりも多く利用可能。 |
| Microsoft 365 Family | 月2,740円/年27,400円 | Personalと同じ書き方。AIの機能は、契約した本人だけが使える。 |
| Microsoft 365 Premium | 月3,200円/年32,000円 | 同じ機能を、さらに多く利用可能。 |
| Microsoft 365 Pro | 月16,000円(月払いのみ) | 同じ機能を、最大限に利用可能。 |
ヒカリちゃんのまとめ画面を見せる機能は、映り込みに気をつけることが大切です。仕事の資料やお客様の情報は、個人用のCopilotには見せない、と決めておくと安心ですよ。
2024年の記事の答え合わせ
私たちは2024年10月、Copilotの大きなアップデートを紹介しました。当時書いたことが、いまどうなっているかを確かめます。
| 当時書いたこと | いまはどうか | 判定 |
|---|---|---|
| Copilotと自然な音声で会話できる | 日本語を含む、多くの言語で音声会話ができるようになった。 | 当たり |
| Visionはウェブページや画像を見て、情報をくれる(Edgeで) | Windows・Web・スマホで使える形に広がった。見せるのは、ページだけでなく、画面のアプリやカメラの映像。 | 半分当たり |
| Visionは、Copilot Proの利用者に限り、米国から順に | Proは2025年10月に販売終了。日本でも2025年10月に展開された。 | いまは違う |
| セッションのデータは保存されず、終了後に削除される | 映像は保存されない。ただしやり取りの文字の記録は保存されることがある。 | 半分当たり |
| Think Deeperは英語のみ、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・英国・米国 | Microsoftの2026年2月の解説に、Smart modeとは別の「ゆっくり、念入りに考えるモード」として載っている。日本での提供と言語は確認できなかった。 | 確認できず |
| Copilot Dailyが朝のニュースと天気を読み上げる | 今回見た公式ページに記載が見つからず、いまの状況は確認できなかった。 | 確認できず |
| Copilotは、使うほどに自分に合わせて成長する | 2026年9月25日の発表で、Home・Code・Autopilotという新しい形が示された。まだ限定的な提供が中心。 | これから |
いちばんの見落としは、権利とプライバシーに触れなかったことでした。声と画面を預ける機能なのに、何が保存され、何が学習に使われうるのかを書いていませんでした。この記事の05は、そのために加えています。
いま音声やVisionを試すなら、次の順番がおすすめです。まずスマホかパソコンで、音声会話を日本語で試す。次に、見られても困らない画面(たとえば公開されているWebページ)をVisionで共有して、案内の精度を確かめる。仕事の画面は、そのあとです。CopilotとChatGPTのどちらを使うかは、CopilotとChatGPTの比較記事にまとめています。Windows 11に入ったほかのAI機能はWindows 11のAI機能の記事をどうぞ。
ヒカリちゃんのまとめ音声は当たり、Visionは広がり方が当時の予想と違いました。外れたのは「Proの人だけ」という条件で、抜けていたのは保存と学習の話でした。
Copilotの音声・Visionについてよくある質問
Copilot Visionは日本で使えますか?
窓の杜(2025年10月20日)は、日本でも使えるようになったと報じています。使える量や、無料版で使えるかどうかは確かめきれていないので、自分のCopilotアプリにメガネのアイコン(または画面共有の矢印)が出るかで確認してください。
Copilotの音声会話は日本語に対応していますか?
対応しています。Microsoftの公式サポートページ(2026年9月更新)の、個人用アカウントでの音声会話の対応言語に、日本語が入っています。
Copilot Visionは、画面を勝手に操作しますか?
しません。公式サポートページでは、Copilotはクリックも入力もスクロールもしないとされています。説明と、画面上のハイライトによる案内だけです。
Copilot Visionで見せた画面は保存されますか?
プライバシーFAQには、共有したスクリーンショットとカメラの映像は、セッションの終了後に保存されないとあります。ただし、やり取りの文字の記録は保存されることがあり、いつでも削除できます。
SOURCES
- Microsoft Source Asia「Microsoft introduces a more personalized Copilot with voice and vision features」(2024年10月9日) news.microsoft.com/source/asia
- Microsoft サポート「Copilot Vision を Microsoft Copilot で使う」(英語ページ、2026年10月26日確認) support.microsoft.com
- Microsoft サポート「Copilot Vision でスクリーン リーダーを使用する基本的なタスク」(2026年10月26日確認) support.microsoft.com/ja-jp
- Microsoft サポート「Microsoft Copilot でサポートされている地域と言語」(2026年9月更新、2026年10月26日確認) support.microsoft.com/ja-jp
- Microsoft サポート「Microsoft Copilot のプライバシーに関する FAQ」(2026年10月26日確認) support.microsoft.com
- Microsoft「個人向け Microsoft 365 と Copilot」プランと料金(2026年10月26日確認) microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot/for-individuals
- Microsoft サポート「個人、職場、学校アカウントの Copilot アプリの更新」(2026年10月26日確認) support.microsoft.com
- Official Microsoft Blog「Introducing the new Copilot with Home, Code and Autopilot」(2026年9月25日、2026年10月26日確認) blogs.microsoft.com
- 窓の杜「日本でも『ヘイ Copilot』が実現 ~『Copilot Voice』、『Copilot Vision』が展開」(2025年10月20日) forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2056369.html
- PC Watch「AIがPC画面を見ながら作業を手伝ってくれる『Copilot Vision』一般提供開始」(2025年10月17日) pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2055946.html
- PC Watch「AIが画面を見ながら作業をお手伝い。Copilot Visionが正式提供開始」(2025年6月13日) pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2022506.html
- 窓の杜「『Copilot Vision on Windows』が米国でスタート」(2025年6月13日) forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2022305.html
- 窓の杜「『Word』の文書について音声で質問 ~Copilotと音声対話できる機能が追加」(2025年6月11日) forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2021842.html
- Windows Latest「Microsoft’s new Copilot AI Voice mode is now available for everyone for free」(2024年11月28日) windowslatest.com
- Windows Latest「Microsoft’s Copilot Voice AI is expanding beyond English」(2025年2月6日) windowslatest.com
- Microsoft「Edge の Copilot Mode のご紹介」(2025年7月31日) news.microsoft.com/ja-jp
- Microsoft「What is Smart mode in Copilot」(2026年2月24日。検索結果の要約で確認) microsoft.com
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
声と画面を預けるAIを、どの仕事に使うか。
便利な機能ほど、何を見せてよいかの線引きが大切です。業務のどこに使うと効くのか、どの情報は入れないのかを、会社の仕事に合わせて一緒に考えます。
ATATAKAI Digital に相談する
最終更新 2026年10月26日