ChatGPT費用は月44ドルになった?|いまの料金とプランの選び方
2024年、ChatGPT Plusは2029年までに月44ドルへ値上げされると報じられました。いまもPlusは月20ドル(日本では月3,000円)のままで、代わりに安いGoとProの3段階が加わっています。何が当たって何が外れたのか、いまどのプランを選べばいいかをまとめます。

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?この記事はこんな方に
- 「ChatGPT 費用 値上げ」「月44ドル」と聞いて、契約を続けるか迷っている方
- 会社や個人の仕事でChatGPTを使っていて、毎月の費用を見直したい方
- Go、Plus、Proの違いがわからず、どれを選べばいいか知りたい方
!この記事でわかること
- 2024年の「月44ドル」報道は、その後どうなったか
- 2026年10月時点の日本での料金と、プランごとの違い
- 使い方に合ったプランの選び方と、契約前に確かめること

こんにちは、ヒカリです。
2024年9月、私たちは「ChatGPTの費用は2029年までに月44ドルになる見通し」という記事を書きました。この記事では、当時何が報じられたのか、そのあと料金が実際にどう変わったのか、当時の記事は何が当たって何が外れたのかを順番に確かめます。最後に、いまどのプランを選べばいいかも一緒に考えますね。
2024年に報じられた「ChatGPT費用は月44ドルへ」
もとになったのは、米ニューヨーク・タイムズが2024年9月27日に報じた記事です。OpenAIが資金調達のために投資家に見せていた財務資料を、同紙が確認したという内容でした。
記事によると、OpenAIの2024年8月の月間売上は3億ドルで、2024年の年間売上は約37億ドル、2025年には116億ドルに増える見込みでした。一方で、2024年はおよそ50億ドルの赤字になると分析されていました。2029年には売上1,000億ドルを目指すとも書かれています。TechCrunchも同じ日にこの報道を伝え、多くの人がすでに月20ドルを高いと感じているという調査にも触れて、急な値上げは反発を招くおそれがあると指摘しました。
当時の個人向けプランは、無料版と月20ドルのPlusの2つだけでした。私たちの2024年の記事は、この報道をもとに「ChatGPT費用は今後大幅に上昇する見通し」「料金の引き上げが避けられない状況」と書いています。
ヒカリちゃんのまとめ「月44ドル」は、OpenAIが投資家向けの資料に書いた見込みで、正式に発表された値上げではありませんでした。ここを押さえておくと、このあとの話が読みやすくなります。
ChatGPTの料金はその後どう変わったか
結論から言うと、2026年10月の時点で、Plusは月20ドルのまま上がっていません。そのかわりに、安いプランと高いプランが増え、日本では円での支払いが始まりました。主な出来事を時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年9月27日 | ニューヨーク・タイムズが「Plusを年末までに22ドル、2029年までに44ドルへ」という見込みを報道。 |
| 2024年12月5日 | 月200ドルの「ChatGPT Pro」を発表。Plusの10倍の料金で、当時のすべてのモデルを制限なく使えるプランだった。 |
| 2025年1月5日 | サム・アルトマンCEOが、Proは想定より使われていて赤字だとXに投稿。TechCrunchは、OpenAIが各プランの値上げや、使った量に応じた料金を検討していると伝えた。 |
| 2025年8月 | 安いプラン「ChatGPT Go」をインドで月399ルピーで開始。 |
| 2026年1月16日 | Goを世界に広げる。米国では月8ドル。同じ発表で、無料版とGoで広告を試すこと、Plus・Pro・Business・Enterpriseには広告を出さないことを示した。Plusは月20ドル、Proは月200ドルのまま。 |
| 2026年1月末 | 日本で円建ての料金が始まる。ITmediaの確認では、Go 1,400円、Plus 3,000円、Pro 30,000円(いずれも税込)。ドル払いの既存契約は自動では切り替わらない。 |
| 2026年4月9日 | (米国時間)月100ドルのProを追加。日本では月16,800円。 |
| 2026年4月28日 | 米The Informationが、OpenAIは有料会員が大きく増える一方、1人あたりの月額は約23ドルから12ドル未満に下がると見込んでいると報道(The Tech Portalによる)。 |
| 2026年6月19日 | 日本で、無料版とGoの成人の利用者を対象に広告の試験が始まる。 |
| 2026年9月29日 | 月500ドルの「Pro 500」を追加し、Proは100・200・500ドルの3段階に。Pro 200は料金を据え置いたまま、利用枠を小さくした(以前からの契約者は10月29日まで従来の枠)。 |
アルトマンCEOはProの料金を「自分で決めた」と書き、最初のPlusの20ドルも、きちんとした価格調査をせずに決めたと別のインタビューで語っています(TechCrunchによる)。その後のOpenAIは、Plusの値段を上げる代わりに、プランの数を増やして「払える人には高いプランを、そうでない人には広告つきの安いプランを」という形に変えていきました。
ヒカリちゃんのまとめこの2年で起きたのは、Plusの値上げではなく、プランの数が増えることでした。安いGo、高いProの3段階、そして無料版とGoへの広告です。
2024年の記事の答え合わせ
2024年9月の記事で書いたことが、2026年10月から見てどうだったかを確かめます。「2029年に44ドル」はまだ先の話なので、いまの時点での判定です。
| 当時書いたこと | いま振り返ると | 判定 |
|---|---|---|
| Plusは年末までに月20ドルから22ドルに上がる | 上がらなかった。2026年1月のOpenAIの発表でも、4月の報道でも、Plusは月20ドルのまま。 | 外れ |
| ChatGPT費用は2029年までに月44ドルに達する | 2026年10月もPlusは月20ドル。その後の報道は、1人あたりの月額がむしろ下がる見込みを伝えている。44ドルへの計画を改めて伝える報道は、私たちが調べた範囲では見つからなかった。 | いまは違う |
| 損失を減らすため、料金の引き上げは避けられない | Plusは上がらなかったが、月200ドルのProが生まれ、のちに月500ドルの段も加わった。Pro 200は料金そのままで利用枠が小さくなった。「高く払う人から多く取る」形で現れた。 | 半分当たり |
| 値上げは利用者の反発を招く可能性がある | OpenAIは値上げの代わりに、月8ドル(日本では1,400円)のGoと広告を選んだ。利用者が値段に敏感だという見立ては当たっていた。 | 当たり |
| 2023年に約50億ドルの損失を見込む(要点の欄) | 報道が伝えたのは2024年の見込み。同じように、月間売上3億ドルは2024年8月、月3億5,000万人の利用は2024年6月、売上116億ドルは2025年の見込みだった。年を取り違えていた。 | 外れ |
| Plusの月額料金は20ドル | 当時は正確。日本ではいま円建てで月3,000円(税込)。以前のドル払いには、消費税10%が別にかかっていた。 | 当時は正確 |
いちばんの見落としは、「値上げ」の一本道しか考えなかったことです。
当時の記事は、料金が上がるかどうかだけを見ていました。実際に起きたのは、安いプランと高いプランへの枝分かれです。投資家向けの見込みを、決まった値上げのように書いたことも反省点です。
ヒカリちゃんのまとめ「料金の圧力は強い」という読みは当たりましたが、その出方は「Plusの値上げ」ではありませんでした。見込みの数字を、決まった話のように書かないこと。私たちの反省です。
いまのChatGPTの料金(日本・2026年10月)
日本向けの料金ページでは、個人向けに4つのプランが並んでいます(2026年10月26日確認)。金額は円建てで、ITmediaの報道によると税込です。
| プラン | 月額(日本) | モデル | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | GPT-6 Luna | テキストのやりとりは無制限。アップロード、画像作成、音声、Deep Researchなどには上限。広告の試験の対象。 |
| Go | 1,400円 | GPT-6 Luna | 無料版より多くのアップロード、画像生成、音声チャット。メモリが長い。広告が表示される場合がある。 |
| Plus | 3,000円 | GPT-6 Sol | 高度な推論、Deep Researchの拡張、プロジェクトやスケジュール済みタスク。広告なし。 |
| Pro | 16,800円から | GPT-6 Sol(Pro推論はGPT-6 Astra) | 3段階の利用枠から選ぶ。長い調査やコーディング、常時動くエージェント「Dot」など。 |
Proの3段階は、OpenAIのヘルプによるとPro 100(月100ドル)、Pro 200(月200ドル)、Pro 500(月500ドル)です。日本の料金ページの「16,800円から」は、いちばん下のPro 100の金額です。Proは月払いだけで、年払いはありません。チームで使う場合は、Businessが1人3,050円から(年払い。月払いでは1人3,850円)です。
ドル払いのまま契約している方へ
ITmediaの2026年2月の報道によると、円建ての料金は主に新しく契約する人に表示され、ドル建ての既存契約は自動では切り替わりませんでした。以前のドル払いは、表示価格に消費税10%が加わり、為替の影響も受けます。記事では、いったん解約して契約期間が終わってから契約し直すと円建てになったと確かめています。請求の明細がドルになっている方は、一度見直してみてください。
作ったものの権利と、入力するデータ
OpenAIの利用規約(2026年1月1日発効)では、法律で認められる範囲で、入力した内容の権利は利用者に残り、出力は利用者のものになるとしています。ただし、既存の作品や実在の人物に似たものは、権利の侵害になるおそれがあります。仕事で使う文章や画像は、公開の前に人の目で確かめてください。また、入力した内容をモデルの学習に使われたくない場合は、どのプランでも設定で止められます。Businessのワークスペースの内容は、初期設定で学習に使われません。
ヒカリちゃんのまとめ日本ではいま、Go 1,400円、Plus 3,000円、Proは16,800円からです。ドル払いのまま続けている方は、円建てに切り替えると負担が変わることがあります。
ChatGPTのプランの選び方
「値上げが来る前に」と急いで高いプランを契約する必要はありません。いまのChatGPTは、無料版でもテキストのやりとりは無制限です。次の順番で、自分の使い方に合うところまで上げていくのがおすすめです。
- まず無料版で1〜2週間使う。文章の下書き、メールの言い回し、調べものの相談なら、無料版で足りることが多いです。どの場面で上限に当たるかをメモしておきます。
- ファイルや画像の上限に何度も当たるならGo(月1,400円)。アップロードや画像生成を多く使えます。広告が表示される場合があるので、回答と広告を分けて読む習慣をつけてください。
- 毎日の仕事で使うならPlus(月3,000円)。資料をまとめておけるプロジェクト、決まった時間に動くスケジュール済みタスク、深く考えるモデルが使え、広告も出ません。
- Proは「Plusの上限で仕事が止まる」ときだけ。長い調査やコーディングを毎日任せる人向けです。まずはいちばん下のPro 100から試し、足りなければ上げます。
- 会社の資料を入れるならBusinessも比べる。個人のプランを社員がそれぞれ契約するより、管理や学習の設定をまとめて決めやすくなります。
プランごとのモデルの違いはGPT-5からGPT-6までの答え合わせの記事で、ChatGPTとCopilotの無料版の使い分けはCopilot無料版の記事で詳しく紹介しています。ほかの生成AIと比べたい方は、生成AIの比べ方の記事もどうぞ。
ヒカリちゃんのまとめ無料版から始めて、上限に何度も当たったら一段ずつ上げる。これがいちばん無駄のない選び方です。会社の資料を扱うなら、Businessも候補に入れてくださいね。
これからのChatGPT費用の見方
2024年の報道から2年たって見えてきたのは、AIの料金は「値段が上がるかどうか」だけでは測れないということです。同じ料金でも、使える量や中身は変わります。これからの料金の変化に備えて、次の4つを見ておくと安心です。
- 値段より「枠」を見る。Pro 200のように、料金は据え置きで利用枠が変わることがあります。料金ページやヘルプの「上限」「利用枠」の記載を、更新のたびに確かめます。
- 支払いの通貨と経路を確かめる。円建てかドル建てか、Webかアプリかで、毎月の負担が変わります。請求の明細を年に一度は見直します。
- 広告とプランの関係を知っておく。いまは無料版とGoが広告の対象で、Plus以上には出ません。広告のない環境が必要な仕事は、プランで選びます。
- 報道の「見込み」と、公式の発表を分けて読む。投資家向け資料や内部の予測は、そのとおりになるとは限りません。契約を決めるのは、公式の料金ページで確かめてからにします。
ヒカリちゃんのまとめ料金のニュースを見たら、まず公式の料金ページで「いくらで、どこまで使えるか」を確かめてください。見込みの数字に慌てなくて大丈夫です。
ChatGPTの費用についてよくある質問
ChatGPT Plusは値上げされましたか?
2026年10月の時点で、米国でのPlusは月20ドルのままです。日本では2026年1月末から円建てになり、月3,000円(税込)です。2024年に報じられた「年末までに22ドル」は実現しませんでした。
2029年に月44ドルになるのですか?
2024年に報じられたのは、OpenAIが投資家向け資料に書いた見込みで、正式な発表ではありません。その後OpenAIは、Plusを上げるのではなく、安いGoと高いProの3段階を加える形をとっています。この先の料金は、公式の発表を待って確かめるのが確実です。
ドル払いの契約を円払いに変えるにはどうすればいいですか?
ITmediaの2026年2月の報道では、既存のドル建て契約は自動では切り替わらず、解約して契約期間が終わってから契約し直すと円建てになったと伝えています。手続きの前に、使っているプランとデータの扱いを確かめてください。
無料版だけで仕事に使えますか?
文章の下書きや相談が中心なら、無料版でも十分に使えます。テキストのやりとりは無制限ですが、アップロードや画像作成、Deep Researchには上限があり、広告が表示されることがあります。上限に何度も当たるようになったら、GoやPlusを考えてください。
SOURCES
- The New York Times「OpenAI Is Growing Fast and Burning Through Piles of Money」(2024年9月27日、アーカイブ) nytimes.com/2024/09/27/technology/openai-chatgpt-investors-funding.html
- TechCrunch「OpenAI might raise the price of ChatGPT to $44 by 2029」(2024年9月27日) techcrunch.com
- TechCrunch「OpenAI announces $200 monthly ChatGPT Pro subscription — and full version of o1」(2024年12月5日) techcrunch.com
- TechCrunch「OpenAI is losing money on its pricey ChatGPT Pro plan, CEO Sam Altman says」(2025年1月5日) techcrunch.com
- ろぼいん「OpenAI、安価な有料プラン『ChatGPT Go』を発表 まずはインドから」(2025年8月20日) roboin.io
- OpenAI「Introducing ChatGPT Go, now available worldwide」(2026年1月16日、アーカイブ) openai.com/index/introducing-chatgpt-go
- PC Watch「OpenAI、月額1,500円の廉価プラン『ChatGPT Go』を世界展開」(2026年1月20日) pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2079198.html
- ITmedia AI+「ChatGPT、既存ドル建てユーザーは“契約打ち切り”で円建て払いに 最上位『Pro』なら約4000円の値下げ」(2026年2月24日) itmedia.co.jp/aiplus/articles/2602/24/news116.html
- Impress Watch「ChatGPT、月16800円(100ドル)の新Proプラン」(2026年4月10日) watch.impress.co.jp/docs/news/2100662.html
- The Tech Portal「OpenAI targets 122Mn ChatGPT subscribers by 2026 with new $8 plan push: Report」(2026年4月29日、The Informationの報道を紹介) thetechportal.com
- Impress Watch「ChatGPT、日本で広告表示開始」(2026年6月19日) watch.impress.co.jp/docs/news/2118443.html
- OpenAI Help Center「About ChatGPT Pro tiers」(2026年10月11日時点のアーカイブ) help.openai.com/en/articles/9793128
- ChatGPT「プランと料金」(個人向け・ビジネス向け。2026年10月26日確認) chatgpt.com/ja-JP/pricing
- OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効、2026年10月26日確認) openai.com/ja-JP/policies/terms-of-use
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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最終更新 2026年10月26日