コード生成AIおすすめ5選を比較|2026年版の選び方と利用のコツ
2024年に紹介したコード生成AI5つのうち、2つは買収され、1つはサポート終了が決まりました。いま個人や小さな会社が選べるコード生成AIを料金と使う場所で比べ、選び方と安全に使うコツをまとめます。

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?この記事はこんな方に
- 「コード生成AI 比較」で調べて、どれを選べばいいか迷っている方
- エンジニアではないけれど、集計作業や社内の小さな道具をAIに作ってもらいたい方
- 以前の記事で見たCodeiumやCodeWhispererが見つからず、困っている方
!この記事でわかること
- 2024年に紹介した5つのツールが、いまどうなっているか
- 2026年10月時点の主なコード生成AIの料金と、使う場所の違い
- 自分に合う選び方と、権利・データの扱いで気をつけること

こんにちは、ヒカリです。
2024年に「おすすめ5選」として紹介したコード生成AIは、この2年で顔ぶれが大きく変わりました。この記事では、まず当時の5つがいまどうなったかを確かめ、次に2026年10月時点のツールを料金と使う場所で比べます。最後に、選び方と使うときのコツ、当時の記事の答え合わせを順番に見ていきますね。
2024年のおすすめコード生成AI 5つは、いまどうなったか
2024年10月の記事では、GitHub Copilot、Codeium、Amazon CodeWhisperer、Google Colab、Tabnineの5つを紹介しました。2026年10月26日にそれぞれの公式サイトを開いて確かめたところ、同じ名前のまま同じように使えるのは、GitHub CopilotとGoogle Colabの2つだけでした。
| 2024年の5つ | 2026年10月の状態 |
|---|---|
| GitHub Copilot | 継続。無料プランができ、個人向けはFree・Pro(月10ドル)・Pro+(月39ドル)・Max(月100ドル)の4段階になった。使った量は「GitHub AIクレジット」で数える形に変わっている。 |
| Codeium | Windsurfの名前で続いたのち、2025年7月にCognition(AIエージェント「Devin」の会社)が買収で合意。2026年6月にCognitionが「Devin Desktop」を発表し、いまは codeium.com も windsurf.com もDevin Desktopのページに転送される。 |
| Amazon CodeWhisperer | 2024年4月30日にAmazon Q Developerの一般提供が始まり、CodeWhispererのページはいまQ Developerに転送される。そのQ Developerも、エディター向けプラグインと有料プランのサポートを2027年4月30日に終えると発表された。2026年5月15日から新規の登録は受け付けておらず、AWSは移行先として「Kiro」を案内している。 |
| Google Colab | 継続。Geminiを組み込んだ「AI-first Colab」が2025年6月にすべての利用者に公開された。日本の料金はColab Proが月1,179円、Pro+が月5,767円。 |
| Tabnine | 2026年7月30日、テスト自動化のTricentisが買収を発表。tabnine.com はTricentisの製品ページに転送される。 |
AmazonのQ Developerについては、AWSマネジメントコンソールや、SlackとMicrosoft Teams向けのQ Developerは今回のサポート終了の対象外だと説明されています。終わるのは、VS CodeやJetBrainsなどのエディターに入れて使う形です。いま使っている方は、2027年4月30日までにKiroなどへの移行を考えておく必要があります。
この2年の動きは、2024年に紹介した「AIツール20選」の振り返り記事でもまとめています。あわせて読むと、開発者向けの小さなツールが大きな会社に買われていく流れが見えてきます(AIツール20選の答え合わせ)。
ヒカリちゃんのまとめ5つのうち、そのまま残ったのは2つでした。コード生成AIは入れ替わりが速いので、ツールの名前よりも「どこで、何に使うか」で選んでおくと、乗り換えのときに慌てずにすみます。
コード生成AI 5つを比較(2026年10月版)
2026年の各社の料金ページを見ると、1行ずつ続きを出す「補完」だけでなく、指示を受けて複数のファイルを読み書きし、作業を進める「エージェント」機能がどのツールでも前に出ています。そのぶん、料金も「月額+使った量」で決まる形が増えました。
ここでは、日本から使えて、個人や小さな会社でも始めやすい5つを選びました。料金は各社の公式ページで2026年10月26日に確認したものです。ドル建ての料金には、日本の消費税が別にかかる場合があります。
| ツール | どこで使う | 無料で使える範囲 | 個人の有料プラン |
|---|---|---|---|
| GitHub Copilot | VS Codeなどのエディター、GitHubのサイト、ターミナル(CLI) | Free。チャットとエージェントは回数に制限あり | Pro 月10ドル、Pro+ 月39ドル、Max 月100ドル |
| OpenAI Codex | ChatGPTのデスクトップアプリ。Plus以上はWeb、CLI、エディター拡張、iOSでも | ChatGPTの無料プランに含まれる(デスクトップアプリで、順次提供) | ChatGPT Go 月1,400円、Plus 月3,000円、Pro 月16,800円から |
| Claude Code | ターミナル、VS Code・JetBrains、Web、Slack | 無料プランには含まれない | Claude Pro 月20ドル(年払いなら月17ドル相当)、Max 月100ドルから |
| Kiro(AWS) | 専用のエディター(Kiro IDE)、CLI、Web | Kiro Free。月50クレジット | Pro 月20ドル、Pro+ 月40ドル、Pro Max 月100ドル、Power 月200ドル |
| Google Colab | ブラウザ(インストール不要)。Pythonのノートブック | 無料。Geminiを組み込んだ機能もすべての利用者に公開 | Colab Pro 月1,179円、Pro+ 月5,767円 |
違いを一言でいうと、GitHub Copilotは「いつものエディターに足す」もの、CodexとClaude Codeは「すでに契約しているチャットAIの延長で使う」もの、Kiroは「仕様を書いてから作らせる」ことに力を入れた専用のエディター、Colabは「ブラウザだけでデータの集計や分析をする」ための場所です。KiroはAWSの説明では、要件を自然言語の仕様として書き、それをもとに計画・実装・確認を進める「仕様駆動開発」のための環境とされています。
ChatGPTのプランごとの違いはGPT-5とoシリーズのその後で、Claudeを含む対話AIの性格の違いは生成AI5つの性格比較で紹介しています。
ヒカリちゃんのまとめ5つとも、無料か、ふだんのAIの契約の延長で試せます。料金は「月額+使った量」の形が増えているので、上限をどこで確かめられるかも見ておくと安心ですね。
コード生成AIの選び方:3つの質問で絞る
2024年の記事では、選び方として「対応言語」「プロジェクトとの相性」「コスト・サポート」の3つを挙げました。どれも間違いではありませんが、いまはどのツールも主な言語に対応しているので、対応言語で差がつくことはほとんどありません。エンジニアでない方が最初に考えるとよいのは、次の3つです。
- どこで作業したいか。ブラウザだけで済ませたいならColabやChatGPT・Claudeのアプリ。パソコンにエディターを入れてもよいなら、GitHub CopilotやKiroも選べます。ターミナルの黒い画面に抵抗がなければ、Claude CodeやCodexのCLIも候補です。
- すでに何に払っているか。ChatGPTを契約しているならCodex、ClaudeのProならClaude Codeが、追加の支払いなしで使えます。会社でGitHubを使っているならCopilot、AWSを使っているならKiroが、あとで管理しやすくなります。
- 会社のデータやコードを入れてよいか。個人向けプランと法人向けプランでは、入力したデータの扱いが違います。仕事のコードを扱うなら、学習に使われない設定や法人プランを先に確かめます(次の章で説明します)。
目的別に、まず試すならこの3つです。
Googleアカウントだけで始められます。「このCSVを月別に集計してグラフにして」とGeminiに頼むと、動くノートブックを作ってくれます。
まずはふだんのチャットで頼み、出てきたコードを貼って動かします。慣れてきたらCodexやClaude Codeに進みます。
VS Codeに入れて、チャットで指示しながら作れます。GitHubにコードを保存しておけば、あとでほかのツールに乗り換えるのも簡単です。
Microsoft 365の中で使う「Microsoft Copilot」と、ここで紹介している「GitHub Copilot」は別のサービスです。WordやExcelの作業をAIに手伝ってもらいたい場合は、Copilotの使い方を見てください。
ヒカリちゃんのまとめ「どこで作業するか」「何に払っているか」「データを入れてよいか」の3つで、候補はかなり絞れます。最初は無料の範囲で、小さな作業から試してみてくださいね。
コード生成AIの利用のコツと、権利・データの注意
どのツールを選んでも、うまく使うコツは共通しています。エンジニアでない方に、まずおすすめしたいのは次の6つです。
- 目的・入力・出力を日本語で書く。「売上CSV(日付・商品・金額の列)を読み、月ごとの合計を表にして、棒グラフも出す」のように、何を渡して何がほしいかを具体的に書きます。
- 小さく頼んで、すぐ動かす。一度に全部を頼まず、「読み込み」「集計」「グラフ」と分けて、そのつど動くか確かめます。
- 本物のデータの前に、ダミーで試す。顧客名や金額をそのまま入れず、形だけ同じ仮のデータで動きを確かめます。
- わからない行は説明してもらう。「このコードが何をしているか、1行ずつ説明して」と頼めば、勉強にもなり、おかしな処理にも気づけます。
- パスワードやAPIキーを貼らない。コードの中に書かれた秘密の情報も、チャットに貼る前に消しておきます。
- 作ったコードは自分の手元に保存する。ツールは入れ替わります。GitHubや社内のドライブに残しておけば、別のAIに渡してそのまま続きを頼めます。
生成されたコードの権利は誰のものか
2024年の記事では、GitHub Copilotで作ったコードの所有権がMicrosoftに移る可能性がある、と書いていました。これは誤りでした。GitHubの公式FAQは、GitHubは提案の所有権を主張しないと明記しています。そのうえで、AIが作ったものを誰かが所有できるかどうかは、国の知的財産法や、その部分の長さ・性質によって変わるとも説明しています。
もう一つ気をつけたいのは、公開されているコードとそっくりの提案が出る場合です。GitHubは、自社の調査では1%未満とまれだとしたうえで、GitHub上の公開コードと一致する提案を出さないようにする「重複検出フィルター」を用意しています。会社で使う場合は、管理者がこの設定を組織全体に有効にできます。仕事で使うなら、オンになっているかを確かめておくと安心です。
入力したデータは学習に使われるか
GitHubのFAQ(2026年10月26日確認)では、Copilot Free・Pro・Pro+の利用者の入力や出力、コードの断片などを、オプトアウトしない限りAIモデルの学習や改善に使う場合があると説明しています。オプトアウトはGitHubアカウントの設定からいつでもでき、しても機能は変わりません。法人向けのCopilot BusinessとEnterpriseのデータは学習に使わないとしています。OpenAIも、Codexを含むChatGPT Businessについて、初期設定では業務データを学習に使わないと案内しています。
ヒカリちゃんのまとめ小さく頼んで、ダミーで試して、手元に保存する。この3つだけでも失敗はぐっと減ります。仕事で使う前には、学習の設定と重複検出フィルターの2つを確かめておきましょう。
2024年の記事の答え合わせ
私たちは2024年10月、「コード生成AIとは?おすすめAIツール5選を徹底比較」という記事を書きました。当時書いたことが、いまから見てどうだったかを確かめます。
| 当時書いたこと | いま振り返ると | 判定 |
|---|---|---|
| GitHub Copilotの個人プランは月10ドル。ビジネス月19ドル、エンタープライズ月39ドル | 当時の公式の料金どおり。いまも個人のProは月10ドル、Businessは月19ドル、Enterpriseは月39ドルのまま。そのうえで無料プランと上位のPro+・Maxが加わった。 | 当たり |
| Copilotで作ったコードの所有権がMicrosoftに移る可能性がある | GitHubは提案の所有権を主張しないと明記している。 | 外れ |
| Codeiumは個人なら無料で使える、おすすめのツール | Windsurfの名前を経てCognitionに買収され、いまはDevin Desktopに転送される。 | 当時は正確 |
| Amazon CodeWhispererは個人なら無料、プロは月19ドル | 記事を書いた2024年10月には、すでにAmazon Q Developerの一般提供が始まっていて、CodeWhispererの名前で紹介したのは古かった。そのQ Developerも2027年4月にエディター向けのサポートを終える。 | いまは違う |
| Google Colabは無料で使え、AIの補完機能もある | いまも無料で使え、AIはGeminiに変わってデータ分析を任せられるエージェントまで加わった。 | 当たり |
| Tabnineは無料プランと、Pro(月12ドル)・エンタープライズがある | 2026年7月にTricentisが買収し、tabnine.com はTricentisのページに転送される。 | 当時は正確 |
| 生成されたコードは必ず人がレビューする。頼りすぎるとスキルが落ちる | エージェントが大きな変更までするようになったいま、いっそう大事になった。 | 当たり |
いちばんの見落としは、5つのうち3つが2年もたたずに形を変えるとは考えていなかったことです。
当時は、どのツールの機能が優れているかを中心に比べました。けれど、利用者にとって大事だったのは、ツールが変わっても作ったコードと手順が手元に残ることでした。また、CodeWhispererの名前は記事を書いた時点ですでに変わっていました。公式サイトを開いて確かめる手間を惜しんだことも、反省点です。
ヒカリちゃんのまとめ料金やレビューの大切さは当たっていましたが、所有権の説明は誤りで、ツールの入れ替わりも見通せていませんでした。この記事も、また変わったら書き直していきます。
コード生成AIについてよくある質問
無料で使えるコード生成AIはありますか?
あります。2026年10月時点では、GitHub CopilotのFree、Kiro Free(月50クレジット)、Google Colabの無料版が使えます。ChatGPTの無料プランにもCodexが含まれています(デスクトップアプリで、順次提供)。どれも使える量に上限があります。
Codeiumはもう使えませんか?
Codeiumの名前では提供されていません。Windsurfの名前を経て2025年7月にCognitionが買収で合意し、いまは codeium.com も windsurf.com も「Devin Desktop」のページに転送されます。
Amazon CodeWhispererやQ Developerを使っています。どうすればいいですか?
CodeWhispererのページはAmazon Q Developerに転送されます。Q Developerのエディター向けプラグインと有料プランは2027年4月30日でサポートを終えるため、AWSはKiroへの移行を案内しています。既存の利用者は、その日まで引き続き使えます。
プログラミングができなくても使えますか?
使えます。まずはChatGPTやClaudeのチャット、またはGoogle Colabで、小さな集計や自動化から始めるのがおすすめです。ただし、動いたコードでも意図どおりかは自分で確かめる必要があります。わからない部分はAIに説明してもらいましょう。
SOURCES
- GitHub「Copilot plans」(2026年10月26日確認) github.com/features/copilot/plans
- GitHub Docs「GitHub Copilotの計画」(2026年10月26日確認) docs.github.com/ja/copilot/get-started/plans
- GitHub「GitHub Copilot」よくある質問(所有権・重複検出フィルター・学習について。2026年10月26日確認) github.com/features/copilot
- Cognition「Cognition's acquisition of Windsurf」(2025年7月14日) cognition.com/blog/windsurf
- Cognition「Devin in Windsurf」(2026年4月15日。同ブログの記事一覧に「Introducing Devin Desktop」2026年6月2日) cognition.com/blog/devin-in-windsurf
- Devin「Plans and Pricing」(2026年10月26日確認。codeium.com と windsurf.com の転送先も同日確認) devin.ai/pricing
- AWS「Amazon Q Developer is now generally available」(2024年4月30日) aws.amazon.com/about-aws/whats-new
- AWS ブログ「Amazon Q Developer のサポート終了に関するお知らせ」(2026年5月1日) aws.amazon.com/jp/blogs/news
- AWS「Amazon Q Developer IDE plugins end of support」(2026年10月26日確認) docs.aws.amazon.com/amazonq
- Kiro「Pricing」(2026年10月26日確認) kiro.dev/pricing
- Google Developers Blog「The new AI-first Google Colab is now available to everyone」(2025年6月24日) developers.googleblog.com
- Google Colab「Colab の有料サービスの料金」(日本向け表示。2026年10月26日確認) colab.research.google.com/signup
- Tricentis「Tricentis Acquires Tabnine to Further Scale Agentic Quality Engineering for the Enterprise」(2026年7月30日) tricentis.com
- OpenAI「Codex Pricing」(2026年10月26日確認) developers.openai.com/codex/pricing
- ChatGPT「プランと料金」(2026年10月26日確認) chatgpt.com/ja-JP/pricing
- Anthropic「Claude Pricing」(2026年10月26日確認) claude.com/pricing
- Anthropic「Claude Code」(2026年10月26日確認) claude.com/product/claude-code
- Cursor「料金プラン」(2026年10月26日確認) cursor.com/pricing
- Techzine「SpaceX acquires Cursor for $60 billion」(2026年6月16日) techzine.eu
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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最終更新 2026年10月26日