Kling AIの使い方|Kling 4.0の始め方・料金・商用利用まで
中国・快手の動画生成AI「Kling AI」の使い方を、新モデルKling 4.0に合わせてまとめました。登録から動画の保存までの手順、無料枠と料金プラン、商用利用・権利・データの注意点を整理し、以前の記事の答え合わせもしています。

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?この記事はこんな方に
- 「Kling AI 使い方」で調べて、古い記事と画面が違うことに戸惑っている方
- 商品紹介やSNS用の短い動画を、AIで手早く作ってみたい方
- 無料でどこまでできるか、仕事に使ってよいのかを先に知りたい方
!この記事でわかること
- 2026年10月時点のKling AIと、Kling 4.0でできること
- 登録から動画の保存までの手順と、料金プランの違い
- 商用利用・権利・データの扱いで気をつけること

こんにちは、ヒカリです。
Kling AIは2024年に私たちが使い方を紹介したあとも成長を続けて、2026年10月には新しいモデル「Kling 4.0」が出ました。この記事では、いまのKling AIの姿、始め方と動画の作り方、料金、そして仕事で使うときの注意点を順番に見ていきます。最後に、2024年の記事が当たっていたかどうかも一緒に確かめますね。
Kling AIはいまどうなっているか
Kling AI(クリングAI)は、中国の動画プラットフォーム企業、快手科技(Kuaishou Technology)が開発した動画生成AIです。文章や画像から短い動画を作れます。2024年7月に海外向けのベータ版が公開され、私たちが使い方を紹介したのはその直後の2024年8月でした。
サービスは2026年10月の時点でも続いており、10月15日には新しいモデル「Kling 4.0」がすべての利用者に公開されました。公式発表では、利用者は世界で1億人を超え、法人の顧客は5万社を超えるとされています。
2024年の記事のあとに起きた主な変化を、時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年7月 | 海外向けベータ版を公開。メールアドレスで登録でき、新規利用者には毎日66クレジットが無料で付いた。動画は5秒まで。 |
| 2024年8月 | 私たちが「Kling AIの使い方」の記事を公開。 |
| 2025年1月 | iPhoneアプリ「Kling AI: AI Image&Video Maker」が日本のApp Storeで配信される(App Storeの記録では2025年1月から)。 |
| 2026年1月31日 | Kling 3.0を全面公開。映像と音声を一度に作る機能(2025年12月のKling 2.6で登場)が強化され、絵コンテのように場面を分けて作る機能も加わった。 |
| 2026年3月16日 | チームで素材を共有する機能と、デスクトップアプリを公開。 |
| 2026年4月23日 | 4K解像度での動画生成に対応。 |
| 2026年6月17日 | Kling 3.0 Turboを公開。 |
| 2026年10月15日 | Kling 4.0と、速さを重視したKling 4.0 Flashを公開。作成画面も新しくなった。 |
日本からも使えます。Webサイトは画面の表示を日本語に切り替えられ、iPhoneアプリも日本語に対応しています。ただし料金はドル建てです。契約の相手はシンガポールの法人「Kling AI Pte. Ltd.」で、利用規約はシンガポール法に基づきます。
ヒカリちゃんのまとめKling AIは終わったサービスではなく、2年でモデルが4.0まで進みました。日本語の画面で使えますが、料金はドル建てで、契約先はシンガポールの会社です。
Kling AIの始め方
Kling AIは、パソコンのブラウザ(kling.ai)とスマホアプリのどちらでも使えます。まずはブラウザで試すのが手軽です。2026年10月26日に私たちが確認した登録の流れは次のとおりです。
- kling.ai を開く。画面の言語は日本語に切り替えられます。
- 「Sign In」から登録する。Googleアカウント、Appleアカウント、メールアドレスの3つから選べます。続けると利用規約とプライバシーポリシーに同意したことになるので、先に目を通しておきましょう。
- 無料のクレジットを受け取る。有料プランに入っていない人は、毎月ログインしたときに無料のクレジットを受け取れます。有効期限は作成画面で確かめてください。
- まず無料の範囲で試す。1回に作れる動画は1本、解像度は720pです。1080pと4K、ロゴの透かし(ウォーターマーク)を消す機能は有料プラン向けです。
クレジットは、動画や画像を作るたびに消費される「利用ポイント」です。消費量は、モデルの種類、動画の長さ、解像度、本数によって変わります。
ヒカリちゃんのまとめ登録はGoogle・Apple・メールのどれかで数分で終わります。無料のクレジットは毎月もらえるので、まずは720pで気軽に試してみてくださいね。
Kling AIの使い方:Kling 4.0で動画を作る
2024年の画面では、左のメニューから「AI Videos」を選び、「Text to Video(テキストから動画)」と「Image to Video(画像から動画)」を切り替えて使っていました。
いまの画面は、左のメニューが「Home」「Generate」「Canvas」「Assets」の4つになりました。中央の入力欄に、場面の説明を書くか、参考にしたい画像・動画・人物・声をアップロードします。文章だけでも、画像だけでも、組み合わせても作れます。
- 入力欄に場面を書く。誰が、どこで、何をしているか。カメラの動きや光の雰囲気も書くと、イメージに近づきます。
- 参考素材を足す(任意)。商品写真や人物の画像をアップロードし、「@」で呼び出して文章の中で指定できます。
- 設定を選ぶ。入力欄の下で、モデル(初期表示はKling 4.0)、解像度、長さ、画面の比率、本数を選びます。初期表示は「720p・10秒・16:9・1本」でした。
- 「Generate」を押す。できあがった動画はプレビューで確認し、気に入ったらダウンロードします。
Kling 4.0の主な仕様は、公式のリリースノートで次のように案内されています。
| 項目 | Kling 4.0 |
|---|---|
| 作り方 | 文章から動画、画像から動画、最初と最後のコマを指定、キーフレーム指定(最大10枚) |
| 長さ | 3〜30秒 |
| 解像度 | 720p/1080p/4K |
| 画面の比率 | 21:9/16:9/1:1/9:16/自動 |
| 音声 | 2チャンネルのステレオ。セリフは日本語・英語・中国語・韓国語など多言語に対応 |
| 画面内の文字 | 日本語を含む多言語の文字を生成できる |
| 参考素材 | 画像10点、動画5点(合計30秒まで)など、合わせて最大15点 |
同じリリースノートでは、4Kと1080pの10ビットHDR出力は「近日対応」とされています。速さと手頃さを重視した「Kling 4.0 Flash」も選べます。
プロンプトの書き方は、2024年の記事で紹介したコツがいまも役に立ちます。「人が歩いている」ではなく「赤いコートの女性が、雨の商店街をゆっくり歩く」のように具体的に書く。動きのある場面を選ぶ。「アニメ調」「映画のような色」など、見た目のスタイルを指定する。この3つです。
ヒカリちゃんのまとめいまは一つの入力欄に、文章も画像も声もまとめて入れる形になりました。長さは最大30秒まで延びましたが、具体的に書くというプロンプトのコツは2024年と変わりません。
Kling AIの料金とプラン
有料プランは4種類で、月ごとに決まった量のクレジットが付きます。2026年10月26日に公式の料金ページで確認した、月払いの価格です。
| プラン | 月のクレジット | 月払いの価格(表示額) |
|---|---|---|
| Basic(無料) | 毎月の無料分(量の記載なし) | 0ドル |
| Standard | 660 | 初月6.99ドル、2か月目から月8.8ドル(年払いは79.2ドル) |
| Pro | 3,000 | 初月25.99ドル、2か月目から月32.56ドル |
| Premier | 18,000 | 初月135ドル、2か月目から月181.99ドル |
| Ultra+ | 57,000 | 初月402ドル、2か月目から月544.99ドル |
料金ページでは、Standard以上で1080p・4Kの動画生成、ウォーターマークの削除、生成物の商用利用ができると案内されています。無料のBasicでは、どれも使えません。
あわせて知っておきたい決まりがあります。
- 月のクレジットは付与日から1か月で失効します。使い残しは翌月に繰り越せません。別に買ったクレジットの有効期限は2年です。
- 支払った料金は返金されません。有料サービス規約で、有効になったあとの料金は返金しないと定められています。
- 自動で更新されます。試すだけのつもりなら、初月の割引で入ったあと、更新を止めておくと安心です。
ヒカリちゃんのまとめ仕事で使うなら、商用利用ができるStandard以上が出発点です。返金がなく、月のクレジットは1か月で消えるので、小さなプランから始めるのがおすすめです。
Kling AIの商用利用・権利・データの注意点
動画を作れることと、その動画を仕事で使ってよいことは別の話です。Kling AIの規約で、とくに大事な点を挙げます。
| 項目 | 規約の内容 |
|---|---|
| 無料で作った動画 | 書面での許可がない限り、商用目的での利用・複製・配布・改変はできない(利用規約4.6)。 |
| 有料会員が作った動画 | 商用利用は制限されない。ただし、Kling AIと競合する製品やサービスの開発には使えない(有料サービス規約)。 |
| 権利の確認 | 肖像権、著作権、商標、広告の規制、AI生成物の表示などに反しないかを確かめる責任は、利用者にある(料金ページのFAQ)。 |
| Kling AIの表示 | 書面での許可がない限り、生成物を使うときは「Kling AI」のブランドやロゴを表示する。表示がない場合は、Kling AIで作ったことを目立つ形で示す(利用規約4.5)。 |
| 入力と生成物の扱い | アップロードした素材と生成物について、Kling AIに無償・非独占の利用許諾を与える。宣伝や機能改善、研究にも使われうる(利用規約4.7)。 |
| データの保存先 | シンガポールのサーバーに保存。居住国の外に移されることもある(プライバシーポリシー)。 |
日本の著作権の考え方は、文化庁が「AIと著作権に関する考え方について」(2024年3月)などにまとめています。生成した動画が既存の作品に似ていれば、AIで作ったかどうかに関係なく、権利の問題になりえます。
仕事で使う前に、次の4つを決めておくと安心です。
- 実在の人物や有名なキャラクターに似せない。作れても使わない、を社内のルールにする。
- 社外秘の素材や、お客様の顔写真はアップロードしない。入力した素材もKling AIの利用許諾の対象になります。
- 商用で使う動画は有料プランで作る。無料で作った動画を、あとから広告に転用しない。
- AIで作ったことを表示する。規約上の表示の決まりと、見る人への誠実さの両方のためです。
ヒカリちゃんのまとめ無料で作った動画は仕事には使えず、有料でも権利の確認は自分の責任です。アップロードした素材も規約の対象になるので、社外秘のものは入れないようにしましょう。
2024年の記事の答え合わせ
私たちは2024年8月、Kling AIの使い方を画面つきで紹介しました。当時書いたことが、いまどうなっているかを確かめます。
| 当時書いたこと | いまはどうか | 判定 |
|---|---|---|
| 中国の電話番号がなくても、メールアドレスだけで登録できる | いまもメールで登録できる。GoogleとAppleのアカウントも使え、日本語のiPhoneアプリもある。 | 当たり |
| 毎日66クレジットが無料で付き、1日約6本作れる | 当時の発表どおり。いまの無料会員は月に一度受け取る形で、量は公式に明記されていない。毎日の付与は、キャンペーン期間中の有料会員向けの特典になった。 | いまは違う |
| 無料は最大5秒、有料なら10秒 | Kling 4.0では3〜30秒。 | いまは違う |
| 画質は「Standard」と、有料の高画質モードの2段階 | いまは720p・1080p・4Kから選ぶ形。高い解像度が有料向けという点は変わらない。 | 半分当たり |
| 画面の比率は16:9・9:16・1:1 | いまもこの3つに加え、21:9と自動が選べる。 | 当たり |
| 英語で指示したほうが、希望に近い動画になる | Kling 4.0は日本語のセリフや文字も作れる。プロンプトの言語で精度が変わるかは、公式には示されていない。 | 半分当たり |
| 具体的に書く、動きのある場面を選ぶ、スタイルを指定する | いまもそのまま使えるコツ。 | 当たり |
| (商用利用や権利には触れていなかった) | 無料で作った動画は商用利用できず、有料でも権利の確認は利用者の責任。 | 抜けていた |
いちばんの見落としは、作った動画を仕事に使ってよいかを書かなかったことです。
2024年の記事は、画面の操作を一つずつ丁寧に追いました。ところが、無料で作った動画は商用で使えないこと、アップロードした素材がどう扱われるかには触れていませんでした。仕事で使う読者にとって、いちばん先に知るべきことでした。
ヒカリちゃんのまとめ無料枠や長さの数字は変わりましたが、プロンプトのコツは今も通用します。抜けていたのは商用利用と権利の話で、この記事でいちばん補いたかったところです。
Kling AIの使い方についてよくある質問
Kling AIは無料で使えますか?
使えます。有料プランに入っていない人も、毎月ログインしたときに無料のクレジットを受け取れます。ただし解像度は720pで、ウォーターマークが付き、生成した動画を商用で使うことはできません。
Kling AIで作った動画は商用利用できますか?
有料会員が作った動画は、商用利用が認められています(Kling AIと競合するサービスの開発を除く)。無料で作った動画は、書面での許可がない限り商用利用できません。どちらの場合も、肖像権や著作権などの確認は利用者の責任です。
Kling AIは日本語で使えますか?
Webサイトの表示は日本語に切り替えられ、iPhoneアプリも日本語に対応しています。Kling 4.0では、日本語のセリフや画面内の文字も生成できます。料金はドル建てです。
Kling AIはどこの国のサービスですか?
開発したのは中国の快手科技(Kuaishou Technology)です。海外向けサービスの契約相手はシンガポールのKling AI Pte. Ltd.で、利用者のデータはシンガポールのサーバーに保存されるとプライバシーポリシーに書かれています。
SOURCES
- Kling AI Release Notes「Meet All-New Kling 4.0!」(2026年10月15日、2026年10月26日確認) kling.ai/release-note/release-notes/Kling_4
- Kling AI「Release Notes」一覧(2026年10月26日確認) kling.ai/release-note/release-history
- Kling AI「Membership Plan」料金ページとFAQ(2026年10月26日確認) kling.ai/app/membership/membership-plan
- Kling AI「Credits Policy」(2026年10月26日確認) kling.ai/docs/point-policy
- Kling AI「Terms of Service」(最終更新2026年4月21日、2026年10月26日確認) kling.ai/docs/user-policy
- Kling AI「Terms of Paid Service」(2026年10月10日発効、2026年10月26日確認) kling.ai/docs/payment-policy
- Kling AI「Privacy Policy」(最終更新2026年4月21日、2026年10月26日確認) kling.ai/docs/privacy-policy
- Kling AI 公式サイトの作成画面とログイン画面(2026年10月26日確認) kling.ai/app
- GlobeNewswire配信「Kling AI Launches Kling 4.0 Globally with Professional-Grade Output, Stable Motion and Multimodal Control」(MarTech Series転載、2026年10月19日) martechseries.com
- ビジネス+IT「快手、動画生成AI『Kling 4.0』を正式リリース 30秒生成と15点参照、APIも近く提供」(2026年10月17日) sbbit.jp/article/cont1/187541
- KrASIA「Kuaishou's Kling AI video generator launches globally to challenge OpenAI's Sora」(2024年7月29日) kr-asia.com
- App Store(日本)「Kling AI: AI Image&Video Maker」(2026年10月26日確認) apps.apple.com/jp/app/id6738049229
- 文化庁「AIと著作権について」(「AIと著作権に関する考え方について」2024年3月15日ほか、2026年10月26日確認) bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/aiandcopyright.html
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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最終更新 2026年10月26日

