NotebookLMの使い方|Gemini Notebookに改名、無料版と料金
NotebookLMは「Gemini Notebook」に名前が変わり、いまも無料で使えます。資料に質問する、音声解説やスライドにまとめるといった使い方、無料版と有料プランの違い、仕事で使う前に確かめたい資料の扱いと権利をまとめました。

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?この記事はこんな方に
- 「NotebookLM 使い方」を調べて、何から始めればいいか知りたい方
- NotebookLMの名前が「Gemini Notebook」に変わっていて、同じものか迷っている方
- 社内資料や調べものの整理に、無料で使えるAIを探している方
!この記事でわかること
- 2026年10月時点のNotebookLM(Gemini Notebook)の姿と始め方
- 資料に質問する、音声やスライドにまとめる、といった使い方
- 無料版と有料プランの違い、仕事で使う前に確かめたいこと

こんにちは、ヒカリです。
2024年に私たちが紹介したNotebookLMは、2026年7月に「Gemini Notebook」という名前に変わりました。この記事では、いまの姿、始め方、使い方、料金、仕事で使う前の注意点を順番に見ていきます。最後に、2024年の記事の答え合わせもしますね。
NotebookLMはいまどうなっているか(2026年10月)
NotebookLMは、Googleの「資料を読ませて使うAI」です。PDFやWebページ、YouTube動画などを「ソース」として登録すると、その中身にもとづいて質問に答えたり、要点をまとめたりします。2024年の記事を書いたときから、この基本は変わっていません。
大きく変わったのは名前です。Googleは2026年7月16日、NotebookLMを「Gemini Notebook」に改名すると発表しました。これまでどおり単独のサービスとして続き、作ったノートブックや共有リンクもそのまま使えます。Google Workspaceの案内でも、管理者の対応は不要で、古いリンクは自動で新しい場所に転送されるとしています。
私たちが2026年10月26日に確かめたところ、以前のアドレス notebooklm.google は notebook.google に転送されます。画面の名前とロゴは数週間かけて切り替わると案内されていたので、まだ「NotebookLM」と表示される場面があるかもしれません。この記事では、検索で見つけやすいように「NotebookLM(Gemini Notebook)」と書きます。
2024年の記事から後の主な出来事を、時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年10月 | 私たちが「NotebookLMとは?」の記事を公開。当時は無料で、音声の概要は英語のみだった。 |
| 2025年2月10日 | 有料版「NotebookLM Plus」が個人向けにも広がり、Googleの有料AIプランに含まれる形に。 |
| 2025年4月30日 | ポッドキャストのような会話で資料を紹介する「音声概要」が、日本語を含む50以上の言語に対応(日本での報道日)。 |
| 2025年5月19日 | iPhone・Android向けのアプリを提供開始。 |
| 2025年8月26日 | 「ビデオ解説」が日本語を含む80言語に対応。日本語などの音声解説も、英語と同じ詳しい長尺版になった(Googleの発表。短い版の選択は、2026年10月のヘルプでは英語のみと記載)。 |
| 2025年11月13日 | Webを調べてソースを集める「ディープリサーチ」が加わる。Googleスプレッドシート、Word文書もソースにできるように。 |
| 2026年3月4日 | 映像を作り込む「シネマティック」なビデオ解説が登場(英語のみ、最上位のUltraプラン向け)。 |
| 2026年7月16日 | 「Gemini Notebook」に改名。ノートブックごとにコードを実行してデータを分析する機能が、上位プランから提供開始。 |
| 2026年9月2日 | 利用上限の仕組みが、1日の回数制から、5時間ごとに回復する方式に変わる。 |
ヒカリちゃんのまとめNotebookLMはなくなったのではなく、「Gemini Notebook」に名前が変わりました。いまも無料で使えて、日本語の音声や動画のまとめまで作れるようになっています。
NotebookLM(Gemini Notebook)の始め方
使うのに必要なのは、Googleアカウントだけです。ブラウザのほか、iPhone・Androidのアプリ、Geminiアプリからも使えます。はじめての方は、パソコンのブラウザから試すのがわかりやすいと思います。
- notebook.google をブラウザで開く。以前の notebooklm.google を開いても、同じ場所に転送されます。
- Googleアカウントでログインする。ヘルプでは、国ごとに決められた年齢に達していて、Googleアカウントで年齢の確認が済んでいることを条件にしています。18歳未満は一部の機能が使えないことがあります。
- ノートブックを新しく作る。ノートブックは「一つのテーマの資料をまとめる箱」です。「新製品の企画」「○○社との打ち合わせ」のように、仕事ごとに分けると使いやすくなります。
- ソース(資料)を追加する。PDF、Webサイト、YouTube動画、音声ファイル、Googleドキュメント、Googleスライドなどを登録できます。コピーしたテキストを貼り付けることもできます。
- 答えの言語を確かめる。音声やチャットの言語はGoogleアカウントの言語設定にしたがい、設定の「出力言語」で変えられます。日本語で返ってこないときは、ここを見てください。
ソースを選ぶときは、「このノートブックで答えてほしい範囲」に絞るのがコツです。関係のない資料がまざると、答えもぼやけます。
ヒカリちゃんのまとめGoogleアカウントでログインして、ノートブックを作り、資料を入れるだけで始められます。仕事やテーマごとにノートブックを分けておくと、あとで迷いませんよ。
NotebookLMの使い方:資料に聞く、まとめる、調べる
NotebookLMでできることを、仕事で使いやすいものから順に紹介します。
1. 資料に質問して、出典を確かめる
チャット欄に「この契約書で、解約の条件はどこに書いてある?」「3つの見積書の違いを表にして」のように書くと、登録したソースにもとづいて答えます。答えには番号が付き、クリックすると元の資料のどの部分を根拠にしたかが表示されます。
この「出典を確かめられる」点は、2024年からいまも変わらない一番の強みです。ただし、答えが資料の内容を取り違えることもあります。大事な数字や条件は、番号から元の文を開いて確かめてください。
2. 「スタジオ」で、まとめを作る
画面の「スタジオ」から、ソースをもとにしたまとめをいろいろな形で作れます。ヘルプで案内されている主なものは次のとおりです。
- 音声解説:2人の話し手が、資料の内容を会話形式で紹介します。日本語にも対応しています。長さの選択(短め・デフォルト・長め)は、ヘルプでは英語のみとされています(2025年8月のGoogleの発表では、日本語など英語以外でも詳しい長尺版が作れ、短い版もあるとされました)。通勤中に資料の要点を聞く、といった使い方ができます。
- 動画解説(ビデオ解説):資料の内容を、スライドとナレーションの動画にまとめます。
- マインドマップ・レポート:話題のつながりを図にしたり、要点を文書にまとめたりします。
- スライド資料・インフォグラフィック:社内説明のたたき台に使えます。
- フラッシュカード・クイズ:研修や資格の勉強に向いています。
3. 「ディープリサーチ」で、ソースを集める
手元に資料がないときは、ソースを追加する画面で「ウェブ」を選び、調べたいことを書きます。「ディープリサーチ」を選ぶと、AIが調べる計画を立てて複数のWebサイトを読み、出典つきのレポートを作ってノートブックに加えます。短く調べたいときは「ファストリサーチ」を選びます。集めたページが信頼できるかどうかは、自分で確かめてください。
4. スマホやGeminiアプリから使う
2025年5月からiPhone・Androidのアプリがあり、音声解説を事前にダウンロードすれば、電波のない場所でも聞けます。Geminiアプリからもノートブックを開いたり作ったりでき、内容は単独のアプリと同期されます(2026年7月の改名の発表時点で、すでに使えるようになっていました)。今後はGoogle検索のAIモードにも広げるとされています。
ヒカリちゃんのまとめまずは資料を入れて質問し、番号から出典を確かめるところから始めてみてください。慣れてきたら、音声解説やスライド資料で、まとめを形にしてみましょう。
NotebookLMの料金:無料版と有料プランの違い
NotebookLM(Gemini Notebook)は、いまも無料で使えます。もっと多く使いたい場合は、Googleの有料AIプラン(Google AI Plus・Pro・Ultra)に入ると、上限が上がります。NotebookLMだけを単体で契約するプランはありません。料金はGoogleの公式ページで、上限はヘルプで、2026年10月26日に確認しました。
| プラン | 料金(月) | 使える量の目安 | ノートブック数/1冊のソース数 |
|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 標準 | 100冊/50件 |
| Google AI Plus | 725円 | 標準の2倍 | 200冊/100件 |
| Google AI Pro | 2,900円 | 標準の4倍 | 500冊/300件 |
| Google AI Ultra | 14,500円から | Proの5倍または20倍 | 500冊/500〜600件 |
2026年9月から、上限の数え方が変わった
2026年9月2日から、上限は「1日に何回まで」ではなく、使った計算量で数える方式になりました。質問の複雑さ、チャットの長さ、使う機能などで消費量が変わり、上限に達しても5時間ごとに回復します。ただし、別に週ごとの上限があります。
残りの量は、画面右上の[設定]→[使用量]で確かめられます。上限に達したときは、音声解説やスライド資料などを「後で生成」にして、回復したときに自動で作らせることもできます(現在はWeb版のみ)。動画解説のような重い機能ほど多く消費するので、無料版では使う順番を考えると長持ちします。
選び方の目安
- まずは無料版で試す。資料に質問する、ときどき音声解説を作る、という使い方なら無料版で足りることが多いはずです。
- 上限によく当たるなら、AI PlusかPro。Proは標準の4倍で、ほかのGoogleのAI機能も含まれます。
- 会社で使うなら、会社の契約を先に確かめる。Google Workspaceの対象プランでは、会社のアカウントで使えます。
ヒカリちゃんのまとめNotebookLMはいまも無料で始められます。上限によく当たるようになったら、Google AI PlusかProを考える、という順番で十分です。
NotebookLMを仕事で使う前に確かめたいこと(データ・権利)
2024年の記事は、機能の紹介が中心で、入れた資料がどう扱われるか、作ったものをどう使ってよいかには触れていませんでした。いまのヘルプから、仕事で使う方に関係のある点を挙げます。
入れた資料は、学習に使われるのか
ヘルプでは、個人のアカウントでも、データは保護されていて、フィードバックを送らない限りGemini Notebookの学習には使われないとしています。一方で、回答に高評価・低評価を付けてフィードバックを送ると、そのときのプロンプト、ソース、出力が集められ、訓練を受けた担当者が確認することがあります。確認されたデータは、Googleアカウントと切り離したうえで最長3年間保存されます。
Google WorkspaceやWorkspace for Educationのアカウントでは、フィードバックを送った場合も含めて、アップロードした資料や質問、回答を人が確認することはなく、AIの学習にも使わないとされています。
人の資料や作品を入れるとき、作ったものを外に出すとき
NotebookLMは、入れた資料をもとに音声や動画、スライドを作ります。Googleは利用者が作ったオリジナルのコンテンツについて所有権を主張しないとしていますが、もとの資料の権利がなくなるわけではありません。本や記事、他社の資料をまるごと入れて、その要約や音声解説を社外に公開すると、もとの著作物の権利者の許可が必要になる場合があります。文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」でも、生成したものが既存の著作物に似ていて、それをもとに作られた場合は、著作権の侵害になりうると整理されています。
- お客様の個人情報や社外秘の資料は、個人のアカウントで入れない。会社で使うなら、会社のWorkspaceアカウントで使えるかを情報システム担当に確かめます。
- 機密情報を入れたノートブックでは、フィードバックを送らない。送ると人が確認することがあります。
- 作った音声やスライドを外に出す前に、もとの資料を外に出してよいかを確かめる。
- 答えは下書きとして扱う。数字や条件は、番号から元の文を開いて確かめます。
ヒカリちゃんのまとめ入れた資料は、フィードバックを送らない限り学習には使われないとされています。それでも大事な資料は会社のアカウントで扱い、作ったものを外に出すときは、もとの資料の権利を確かめてくださいね。
2024年のNotebookLMの記事の答え合わせ
私たちは2024年10月に「NotebookLMとは?使い方、料金、ChatGPTとの違い」の記事を公開しました。当時書いたことが、いまどうなっているかを確かめます。
| 当時書いたこと | いまはどうか | 判定 |
|---|---|---|
| 自分が入れた資料をもとに答え、出典を示すAIノートツール | いまも基本は同じ。番号から元の資料を確かめられる。 | 当たり |
| 日本語に対応し、日本でも使える | いまも使える。対応言語は80以上に広がった。 | 当たり |
| 音声の概要(音声解説)は英語のみ | 2025年4月に日本語を含む50以上の言語に対応。動画のまとめも日本語で作れる。 | いまは違う |
| 現在は無料。将来は有料になる可能性がある | いまも無料で使える。有料プランは「上限を上げる」形で加わった。 | 半分当たり |
| 最大50件の資料をまとめて扱える | 無料版はいまも1冊50件。有料プランでは最大600件まで。 | 当時は正確 |
| Google Labsの実験的なツール。名前はNotebookLM | 実験段階を抜け、2026年7月に「Gemini Notebook」へ改名した。 | いまは違う |
| ChatGPTは1つの資料が中心で、複数資料の作業はNotebookLMが得意 | ChatGPTにも複数のファイルを入れておける「プロジェクト」があり、2025年9月から無料版でも使える(無料版は1プロジェクト5ファイル、当時の報道)。資料の数と出典の確かめやすさでは、いまもNotebookLMに分がある。 | 半分当たり |
いちばんの見落としは、入れた資料の扱いと、作ったものの権利に触れなかったことです。
2024年の記事では、例として政府の公開資料を入れて試していました。公開された資料なら問題は起きにくいのですが、仕事で使う読者が入れるのは、社内資料やお客様の情報です。何を入れてよいか、作ったものをどこまで外に出してよいかを書くべきでした。この記事で05を加えたのはそのためです。ほかのAIとの違いを広く比べたい方は、生成AI5つの性格比較も参考にしてください。
ヒカリちゃんのまとめ「資料にもとづいて出典つきで答える」という一番の特徴は、いまも当たっています。変わったのは名前と日本語の音声、そして抜けていたのは、資料の扱いと権利の話でした。
NotebookLMの使い方についてよくある質問
NotebookLMはなくなったのですか?
なくなっていません。2026年7月に「Gemini Notebook」に名前が変わりました。作ったノートブックや共有リンクはそのまま使え、以前のアドレスも新しい場所に転送されます。
NotebookLMはいまも無料で使えますか?
使えます。Googleアカウントがあれば無料で、1冊50件までのソースを入れたノートブックを100冊まで作れます。使える量には上限があり、5時間ごとに回復します。もっと使いたい場合は、Google AI Plus(月725円)やPro(月2,900円)で上限が上がります。
音声解説は日本語で作れますか?
作れます。2025年4月から日本語に対応しています。英語で作られてしまう場合は、設定の「出力言語」を日本語にしてください。
NotebookLMとChatGPTは、どう使い分ければいいですか?
手元の資料にもとづいて答えてほしいとき、どこに書いてあるかを確かめたいときはNotebookLMが向いています。資料にない話題を広く相談したり、文章を自由に書いたりするときはChatGPTなどの汎用のAIが向いています。ChatGPTにも複数のファイルを入れておける「プロジェクト」機能があるので、ふだん使っている方を先に試すのもよい方法です。
SOURCES
- Google「NotebookLM is now Gemini Notebook」(2026年7月16日) blog.google
- Google Workspace Updates「NotebookLM is now Gemini Notebook」(2026年7月16日) workspaceupdates.googleblog.com
- Impress Watch「グーグルNotebookLM、『Gemini Notebook』に名称変更」(2026年7月17日) watch.impress.co.jp/docs/news/2125930.html
- Gemini Notebook ヘルプ「Gemini Notebook の詳細」(2026年10月26日確認) support.google.com/gemininotebook
- Gemini Notebook ヘルプ「Gemini Notebook をアップグレードする」プラン別の上限(2026年10月26日確認) support.google.com/notebooklm
- Gemini Notebook ヘルプ「Gemini Notebook の使用量上限を管理する」(2026年10月26日確認) support.google.com/gemininotebook
- Gemini Notebook ヘルプ「問題を報告」利用規約とデータの扱い(2026年10月26日確認) support.google.com/gemininotebook
- Google「Google AI プラン」料金(2026年10月26日確認) gemini.google/jp/subscriptions
- 9to5Google「Gemini Notebook switching to compute-based usage limits, like Gemini app」(2026年8月28日) 9to5google.com
- Impress Watch「グーグル『NotebookLM』、音声まとめ機能『音声概要』が日本語に対応」(2025年4月30日) watch.impress.co.jp/docs/news/2010845.html
- Impress Watch「グーグル『Notebook LM』にモバイルアプリ登場」(2025年5月20日) watch.impress.co.jp/docs/news/2015547.html
- Google Japan Blog「NotebookLM のビデオ解説が日本語を含む 80 言語に対応」(2025年8月26日) blog.google/intl/ja-jp
- TechCrunch「Google's NotebookLM adds 'Deep Research' tool, support for more file types」(2025年11月13日) techcrunch.com
- Google「Generate your own Cinematic Video Overviews in NotebookLM」(2026年3月4日) blog.google
- TechCrunch「Google expands NotebookLM Plus to individual users」(2025年2月10日) techcrunch.com
- Engadget「OpenAI rolls out ChatGPT Projects to free users」(2025年9月3日) engadget.com
- 文化庁「AIと著作権について」(「AIと著作権に関する考え方について」2024年3月15日を掲載、2026年10月26日確認) bunka.go.jp
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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最終更新 2026年10月26日