Suno AIとUdio AIの使い方|無料の音楽生成AI、2026年の最新版
無料で使える音楽生成AI「Suno」と「Udio」の使い方を、いまの状況に合わせて書き直しました。Sunoは無料プランで曲をダウンロードできなくなり、Udioはダウンロードそのものを止めています。いまの始め方、料金、商用利用と権利の注意点をまとめます。

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?この記事はこんな方に
- 「Suno AI 使い方」「Udio 使い方」を調べて、無料で曲を作ってみたい方
- AIで作った曲を、動画や店内BGM、イベントなど仕事で使えるか知りたい方
- 以前のように曲をダウンロードできなくなり、理由が気になっている方
!この記事でわかること
- SunoとUdioが、2024年からどう変わったか
- Sunoで曲を作る手順と、プランごとの料金・ダウンロードの上限
- 商用利用と著作権で気をつけることと、2024年の記事の答え合わせ

こんにちは、ヒカリです。
SunoもUdioもいまも使えますが、2024年とは使える範囲がずいぶん変わりました。この記事では、まず2つのサービスのいまの状況を確かめて、次にSunoで曲を作る手順と料金、Udioの注意点、商用利用と権利の話を順番に見ていきます。最後に、2024年に私たちが書いた記事の答え合わせもしますね。
SunoとUdio、いまどうなっているか
2024年4月、私たちは無料で使える音楽生成AIとして「Suno AI」と「Udio AI」の使い方を紹介しました。どちらも文章で指示するだけで、歌入りの曲を作れるサービスです。2026年10月の時点で、2つともサービスは続いています。ただ、作った曲を「ダウンロードして使えるか」という点で、大きく変わりました。
変化のきっかけは、大手レコード会社との訴訟と、その後の和解です。主な出来事を時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年4月 | 私たちが旧記事を公開。Udioは無料のベータ版だった。 |
| 2024年6月 | ソニー、ユニバーサル(UMG)、ワーナーなどのレコード会社が、SunoとUdioを米国で著作権侵害で提訴。全米レコード協会(RIAA)が発表した。 |
| 2025年10月29日 | UdioがUMGとの提携を発表。同じ日から、曲のダウンロードを止めた。 |
| 2025年11月19日 | Udioがワーナー・ミュージック・グループ(WMG)とライセンス契約を結び、ワーナーとの訴訟も解決。 |
| 2025年11月25日 | SunoがWMGとの提携を発表し、ワーナーとの訴訟は和解。ライセンスを受けた音楽で新しいモデルを作ること、ダウンロードには有料アカウントが必要になることを予告した。 |
| 2026年7月31日 | ドイツのミュンヘン第一地方裁判所が、音楽著作権団体GEMAの訴えをおおむね認める判決。判決は確定していない。 |
| 2026年8月10日 | Sunoがダウンロードの方針と利用規約の変更を発表。9月3日から適用された。 |
| 2026年9月9日 | Sunoが新モデル「v6」を公開。ワーナー、BMG、Believeと組んで開発したと説明。 |
| 2026年9月18日 | UMGとソニーが、v6も対象にしてSunoを再び提訴。 |
ヒカリちゃんのまとめSunoもUdioもいまも使えますが、作った曲を手元に持ち出す条件が大きく変わりました。その背景には、レコード会社との訴訟と和解があります。
Sunoの使い方(2026年版)
Sunoには日本語のページ(suno.com/ja)があり、クレジットカードなしで無料で始められると案内されています。2024年の記事でも、日本語の説明や歌詞で曲を作れることを確かめていました。2026年9月からのモデルは3種類です。無料で使えるのは「v6-mini」で、上位の「v6」と、予測しにくい変化を楽しむ「v6-wild」は有料プラン(Pro・Premier)向けです。
- suno.com にアクセスしてアカウントを作る。無料プランなら、この時点で費用はかかりません。
- 作りたい曲を言葉で説明する。ジャンル、雰囲気、テーマ、使う場面を具体的に書きます。たとえば「週末の朝に流す、明るいアコースティックポップ。日本語の歌詞」のように書きます。
- 歌詞を自分で決めたいときは、歌詞と曲調を分けて指定する。自分で書いた歌詞を入れ、曲のスタイルとタイトルを別に指定できます。歌のない曲(インストゥルメンタル)も作れます。
- できた曲を聴いて、直す。v6では、曲の一部だけを言葉で指示して直したり、歌詞を1行だけ差し替えたりできるようになりました。文章だけでなく、音声や画像、動画を手がかりに曲を作ることもできます。
- 使う曲だけをダウンロードする。ダウンロードには回数の上限があります。無料プランでは原則としてできません(詳しくは次の章)。
Sunoは、曲作りの画面とは別に、編集用の「Suno Studio」も提供しています。まずは通常の画面で何曲か作り、気に入った曲だけを残す使い方で十分です。
ヒカリちゃんのまとめ言葉で説明して曲を作る、という基本の流れは2024年と同じです。v6では、できた曲の一部だけを言葉で直せるようになりました。
Sunoの料金と無料プランでできること
Sunoのプランは、無料・Pro・Premierの3つです。2026年10月26日に公式の料金ページで確認した内容をまとめます。
| プラン | 料金 | クレジット | ダウンロード | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 1日50(1日最大10曲) | 原則なし | できない |
| Pro | 月10ドル(1,500円) 年払い96ドル(14,400円) | 月2,500 | 月20曲 | できる |
| Premier | 月30ドル(4,500円) 年払い288ドル(43,200円) | 月10,000 | 月60曲 | できる |
円の金額は、料金ページに設定されている日本円の価格です。表示される通貨や税は、地域や支払い方法によって変わることがあります。
ダウンロードの上限(2026年9月3日から)
Sunoは2026年8月10日、ダウンロードの方針を変えると発表しました。要点は次のとおりです。
- 無料プラン:9月3日より前に登録した方は、一生のうちに最大7回まで試しにダウンロードできます。それ以降に登録した方は、ときどき試用の回数が付くことがある、という扱いです。試用のダウンロードは個人利用に限られ、商用には使えません。
- Pro・Premier:それぞれ月20曲・月60曲まで。上限を超えた分は、追加で購入できます。PremierでSuno Studioを使う場合は、上限がありません。
- 過去の曲も対象:9月3日より前に作った曲をダウンロードする場合も、上限に数えられます。
- 曲は消えない:作った曲はライブラリに残り、どのプランでも再生と共有はできます。
曲の権利は「作ったときのプラン」で決まる
Sunoのヘルプでは、無料プランで作った曲の所有者はSunoで、利用者は商用以外の目的でだけ使えると説明しています。有料プランの加入中に作った曲は利用者が所有者とみなされ、解約したあとも商用利用の権利は残ります。つまり、権利を決めるのは「曲を作ったときに有料プランだったかどうか」です。
ヒカリちゃんのまとめ無料プランは「試して聴く」ためのもので、仕事に使う曲を作るなら最初から有料プランで作るのが前提です。ダウンロードの回数にも上限があるので、使う曲を選んでから保存しましょう。
Udioの使い方と、いまできないこと
Udioは、2025年10月にUMG、11月にWMGと契約を結び、いまは新しいサービスに移る途中の「移行期間」にあります。この期間も、曲を作ることはできます。
- 使えるモデルは v1、v1.5、v1.5 Allegro。曲を延ばす(Extend)、リミックス、Styles といった機能も使えます。
- 作った曲は、udio.com のリンクで共有できます。リンクはUdioのアカウントがない人も開けます。
- 無料プランは1日10クレジットで、使い切ったあとは月100クレジットの追加枠から使えます。130秒の曲は、クレジットが残っていても1日3曲までです。有料のStandardは月2,400、Proは月6,000クレジットです。
一方で、音声・動画・ステム(パートごとの音源)のダウンロードは、2025年10月29日から止まっています。UdioのCEOは、ダウンロードの停止を「大きな犠牲」と表現しました。ヘルプページ(2026年2月17日付)でも、停止中と案内されています。
UMGやWMGと組んだ新しいサービスでは、参加するアーティストが許可した範囲で、その声やスタイルを使った曲作り、リミックス、カバー、マッシュアップができるようになると発表されています。ただし、Udioの公式ブログやヘルプには開始日が書かれていません。また、ソニーは2026年7月20日にUdioを再び提訴しており、大手3社のうちUdioと契約していないのはソニーだけと報じられています。
ヒカリちゃんのまとめUdioはいまも曲を作って、リンクで聴いてもらうことはできます。ただ、音源を手元に保存できないので、動画やお店で使う曲づくりには、いまは向いていません。
Suno・Udioの商用利用と著作権で気をつけること
AIで作った曲を仕事で使うときは、サービスの規約だけでなく、裁判や国の考え方も知っておく必要があります。
レコード会社との訴訟はまだ続いている
ワーナーはSuno・Udioの両方と和解し、UMGはUdioと和解しました。一方、UMGとソニーは2026年9月18日、Sunoを相手に2件目の訴訟を起こしました。6万202曲の録音が対象で、v6も以前のモデルの延長にあると主張しています。Sunoの最高プロダクト責任者は、v6はゼロから学習し直したもので、UMGとソニーのデータは含まないと説明しています。
ドイツでは、Suno側に不利な判決
ミュンヘン第一地方裁判所は2026年7月31日、GEMAの訴えをおおむね認めました。裁判所の発表によると、「Daddy Cool」などの有名な曲がSunoの旧モデル(v3.5とv4)に再現できる形で残っていたこと、出力された曲にも元の曲の特徴が再現されていたことを認めています。責任を負うのは、簡単な指示しか出していない利用者ではなくSunoだと判断しました。この判決は確定していません。
日本での考え方
文化庁は2024年3月に「AIと著作権に関する考え方について」をまとめ、同年7月にはチェックリストも公開しています。AIで作ったものを使う段階では、AIを使わない場合と同じように、既存の作品に似ていて、それをもとにしたと認められれば、著作権の侵害になりうると整理しています。
Suno自身も2026年8月、許可なく実在の人物の声や姿を使うことや、本物の人間の演奏のように偽ることを、ガイドラインではっきり禁止しました。AIで作った曲に「透かし」を入れる仕組みも導入すると発表しています。
仕事で使う前に、私たちは次の4つを確かめるようにしています。
- 有料プランで作る。無料プランで作った曲は、あとから加入しても商用に使えるとは限りません。
- 実在の歌手や曲名を指示に入れない。「〇〇さんの声で」「〇〇という曲のように」といった指示は避けます。
- 似ていないか耳で確かめる。知っている曲に似ていると感じたら、使わずに作り直します。
- 使う先の規約も読む。動画サイトや音楽配信サービスには、AIで作った曲の扱いに独自のルールがあることがあります。
ヒカリちゃんのまとめ有料プランの「商用利用できる」は、ほかの曲に似ていても大丈夫、という意味ではありません。実在の人や曲をまねさせないこと、似ていないか聴いて確かめることが大切です。
2024年の記事の答え合わせ
2024年4月の記事で私たちが書いたことが、いまから見てどうだったかを確かめます。
| 当時書いたこと | いまの状況 | 判定 |
|---|---|---|
| Sunoの無料プランは1日50クレジットで、1日10曲作れる | いまも1日50クレジット。日本語ページでも「1日最大10曲」と案内されている。 | 当たり |
| 有料プランはPro月10ドル、Premier月30ドル(当時の料金画面) | 月額とクレジットの数は同じ。ただし、ダウンロードの上限と、使えるモデルの違いが加わった。 | 半分当たり |
| Sunoで作った曲は、mp3やmp4でダウンロードできる | 無料プランでは原則できない。有料プランも月20曲・60曲までの上限がある。 | いまは違う |
| Sunoの画面は主に英語なので、ブラウザの翻訳を使うと便利 | 日本語のページ(suno.com/ja)ができた。操作画面がどこまで日本語かは未確認。 | 半分当たり |
| Sunoの最新モデルはv4 | v6が出て、旧モデルは終了へ。v4はドイツの判決で問題とされたモデルの一つになった。 | 当時は正確 |
| Udioは無料のベータ版で、1日最大40曲作れる | 有料プランができ、無料は1日10クレジット+月100クレジットの追加枠(130秒の曲は1日3曲まで)。 | いまは違う |
| Udioはベータ期間が終わると料金がかかるので注意 | そのとおり有料プランが始まった。 | 当たり |
| Udioの曲はmp3やmp4でダウンロードできる | 2025年10月29日から、ダウンロードは止まっている。 | いまは違う |
いちばんの見落としは、権利と訴訟の話を書かなかったことです。
旧記事は公開後にSuno v4の情報を書き足しましたが、2024年6月にレコード会社が両社を訴えたことには触れていませんでした。作った曲を誰が持ち、どこまで使えるかは、操作手順よりも先に伝えるべきことでした。いま、ダウンロードの制限という形で、その影響がいちばん大きく表れています。
ヒカリちゃんのまとめ無料のクレジットや料金はほぼ当時のままでしたが、ダウンロードと権利の条件は大きく変わりました。権利の話を書かなかったことが、私たちのいちばんの反省点です。
SunoとUdioについてよくある質問
Sunoは無料で使えますか?
使えます。無料プランでは1日50クレジットが付き、v6-miniで曲を作れます。ただし、ダウンロードは原則できず、商用利用もできません。
Sunoで作った曲を、YouTubeやお店のBGMに使えますか?
ProかPremierに加入している間に作った曲なら、商用に使う権利があります。無料プランで作った曲は商用に使えません。どちらの場合も、既存の曲に似ていないか、使う先の規約に合っているかを確かめてください。
Udioで作った曲をダウンロードできますか?
2026年10月26日時点では、できません。2025年10月29日から、音声・動画・ステムのダウンロードが止まっています。udio.com のリンクで共有することはできます。
日本語の歌詞で曲を作れますか?
2024年に私たちが試した時点では、SunoもUdioも日本語の歌詞で曲を作れました。v6での日本語の仕上がりは、まだ試せていません。発音や言葉の切れ目が不自然になることもあるので、何度か作って聴き比べてから選んでください。
SOURCES
- Suno「Pricing」(2026年10月26日確認) suno.com/pricing
- Suno 日本語トップページ(2026年10月26日確認) suno.com/ja
- Suno「An update to our downloads policy and Terms of Service」(2026年8月10日) suno.com/blog/suno-updates-tos
- Suno「Introducing v6」(2026年9月9日) suno.com/blog/introducing-v6
- Suno「A new chapter in music creation」(2025年11月25日) suno.com/blog/wmg-partnership
- Suno Help「Does Suno own the music I make?」(2026年10月26日確認) help.suno.com/en/articles/2416769
- Udio「A New Era of Music - Udio with Universal Music Group」(2025年10月29日) udio.com/blog/a-new-era
- Udio「Udio with Warner Music Group」(2025年11月19日) udio.com/blog/udio-warner
- Udio Help「Changes associated with the Universal Music Group ("UMG") partnership」(2026年2月17日付、2026年10月26日確認) help.udio.com/en/articles/12683565
- Udio Help「Credits and credit limits」(2026年10月26日確認) help.udio.com/en/articles/10739134
- ITmedia NEWS(2024年6月25日) itmedia.co.jp/news/article/2406/25/1240625101
- ITmedia NEWS(2025年11月26日) itmedia.co.jp/news/article/2511/26/1251126070
- Landgericht München I, Pressemitteilung Nr. 16「Urteil GEMA gegen SUNO」(2026年7月31日) justiz.bayern.de
- GIGAZINE(2026年8月8日) gigazine.net/news/20260808-suno-start-watermarking-songs
- Music Business Worldwide(2026年9月9日) musicbusinessworldwide.com
- Music Business Worldwide(2026年9月18日) musicbusinessworldwide.com
- Music Business Worldwide(2026年7月20日) musicbusinessworldwide.com
- 文化庁「AIと著作権について」(2026年10月26日確認) bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/aiandcopyright.html
- Udio Help Center「Udio & Warner Music Group (WMG) Partnership」(2026年10月26日確認) help.udio.com/en/articles/12874375
- Music Business Worldwide「Warner Music Group settles with Suno, strikes first-of-its-kind deal with AI song generator」(2025年11月25日) musicbusinessworldwide.com
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
AIを、どの仕事にどう使うか。
音楽や画像を作るAIは、便利な一方で権利の確認が欠かせません。業務のどこに使うと効くのか、何を確かめてから使うべきかを、会社の仕事に合わせて一緒に考えます。
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最終更新 2026年10月26日

