Perplexity Pro Searchの使い方|Research・Labs・プランの違い
2024年7月に発表されたPerplexityの「Pro Search」は、いまどうなったのか。Research、Labs、Model Council、Cometの使い方と、FreeとProとMaxの違い、使う前の注意をまとめました。

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?この記事はこんな方に
- 「Perplexity Pro Search」の使い方を調べている方
- 調べ物の質問を、一度で深く答えてもらう方法を知りたい方
- Pro(有料)にするべきか、迷っている方
!この記事でわかること
- Pro Searchがいま、どんな機能になっているか
- Research、Labs、Model Councilを使う手順
- プランごとの違いと、使う前の注意

こんにちは、ヒカリです。
2024年7月に紹介した「Pro Search」は、いまのPerplexityではどうなっているのでしょうか。この記事では、まず当時の発表を振り返り、いまの検索機能と使い方を順番にご紹介します。そのあとプランの違いと使う前の注意を見て、最後に2024年の記事の答え合わせをしますね。Perplexity全体の紹介は、Perplexity AIとは?使い方と料金にまとめています。
Perplexity Pro Searchとは?2024年の発表
2024年7月、PerplexityはAI検索の有料機能「Pro Search」を大きくアップグレードしました。質問に計画が必要かどうかを見分け、調べる作業を段階に分け、集めた情報を一つの答えにまとめる、という内容でした。数学とプログラミングの扱いも強化され、データの分析やコードの確認がしやすくなったと紹介されました。
当時の例は、「アイスランドとフィンランドで、オーロラを見るのに最適な時期はいつか」という質問です。Pro Searchは、アイスランドの時期、フィンランドの時期、両国の観賞スポットの3つに分けて調べ、そのあと全体をまとめて答えました。
| 項目 | 2024年7月の記事の内容 |
|---|---|
| 無料アカウント | 4時間に5回のPro Search(報道による。1日5回ではない) |
| 月20ドルのプラン | 1日600回のPro Search |
| 同時の話題 | 報告書作成機能「Pages」。WiredとForbesが、Perplexityによる記事の無断利用を批判 |
この記事は、その後の2年間で何が起きたかを確かめるものです。結論を先に言うと、Pro Searchという名前は残っていますが、主役は新しい機能に移りました。
ヒカリちゃんのまとめ2024年のPro Searchは、質問を分けて調べる検索でした。いまはそこから、いくつもの機能が枝分かれしています。
いまの検索機能と使い分け
Pro Searchの考え方は、いくつかの機能に引き継がれました。いまのPerplexityでは、目的に合わせて次のように選びます。
| 機能 | できること | 登場 |
|---|---|---|
| 通常の検索 / Pro Search | 質問に、出典つきで答える。Proでは、より多くの情報を調べる深い検索を使える。 | 2024年7月に強化 |
| Research(Deep Research) | 多数の情報源を調べて、多くは3分以内にレポートにまとめる。 | 2025年2月 |
| Labs | レポート、表計算、ダッシュボード、簡単なWebアプリまで作る。Proの利用者向け。 | 2025年5月 |
| Model Council | 1つの質問を3つのAIモデルに同時に聞き、答えの一致点と違いを表にまとめる。 | 2026年2月 |
| Comet | AIブラウザ。見ているページについて質問したり、作業を頼んだりできる。誰でも無料。 | 2025年10月から無料 |
Deep Researchは、最近は「Research」という名前で選ぶ画面になっているという紹介があります。ただし、公式の説明ページは私たちの環境から開けなかったため、名前の変更は公式には確かめられていません。画面で見つからないときは、「Research」と「Deep Research」の両方の名前を探してください。
ヒカリちゃんのまとめ素早く知りたいなら通常の検索、深く調べるならResearch、複数のAIの意見を見比べたいならModel Councilです。
Pro Searchの使い方
ここでは、調べ物を「ふつうの検索」から「深い調べ物」へ段階的に進める手順を紹介します。Perplexityを初めて開く方の手順は、Perplexity AIとは?使い方と料金にあります。
1. 深い検索でレポートをつくる(Research)
- perplexity.ai を開き、質問を入力する欄を見る。入力欄の近くに、検索の種類を選ぶ切り替えがあります。
- 深い調べ物の種類(Research、またはDeep Research)を選ぶ。名前は変わっていることがあります。見つからないときは、有料プランか確かめます。
- 調べたいことを、条件つきで書く。例:「2026年に日本で開かれるAI関連の展示会を、開催日と場所つきで表にして」。2024年のオーロラの例のように、複数の観点に分かれる質問が向いています。
- 待つ。多くは3分以内にレポートが出ます。
- 出典の番号を開いて、数字と日付を確かめる。ここを飛ばさないことが、いちばん大切です。
2. 複数のAIに同時に聞く(Model Council)
- Model Councilを選ぶ。Webで使えます。契約しているプランで使えるかは、画面で確かめます。
- 比べたい3つのモデルを選ぶ。
- 質問を1回だけ入れる。
- 一致点と違いの表を見る。答えが分かれたところは、出典を読んで自分で判断します。
重要な判断の下調べには、1つのAIの答えをそのまま信じず、見比べるのが向いています。
3. 作業まで任せる(Labs)
Labsは、調べた結果を表やダッシュボードにまとめてほしいときに使います。「競合5社の料金を比べる表を作って」のように、成果物の形を指定します。Proの利用者向けの機能です。
ヒカリちゃんのまとめまず通常の検索、足りなければResearch、見比べたいときはModel Council。この順に試すと迷いません。
プランと利用上限
Perplexityの個人向けプランは、Free、Pro、Maxの3段階です。2024年7月の記事は「無料と月20ドル」の2択でした。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 出典つきの検索。使える回数には週単位などの上限がある。 |
| Pro | 月20ドル/年200ドル。日本のApp Storeでは3,000円の課金項目(期間の表示はなし) | Deep Research、Labs、使うモデルの選択、ファイルの読み込みなどを、Freeより多く使える。 |
| Max | 月200ドル/年2,000ドル。日本のApp Storeでは30,000円の課金項目(期間の表示はなし) | Proの内容に加え、利用の上限が最も高く、新機能を先に使える。 |
目安は、まずFreeで試し、足りなくなったらProを考える順番です。Maxは、毎日長い調査をする人向けです。ソフトバンクなどの特典については、Perplexity AIとは?使い方と料金で説明しています。
ヒカリちゃんのまとめ回数の上限は変わりやすいので、数字は契約の直前に自分の画面で確かめてください。
使う前の注意
2024年7月の記事でも、WiredとForbesの批判に触れていました。この問題は、2026年10月のいまも続いています。
| 出来事 | 内容 |
|---|---|
| 読売新聞グループ3社(2025年8月7日) | 東京地方裁判所に提訴。記事の無断利用の差し止めと、約21億6,800万円の損害賠償を求める。 |
| 朝日新聞社・日本経済新聞社(2025年8月26日) | 差し止めと、それぞれ22億円の損害賠償を求めて共同で提訴。2026年5月14日に第1回口頭弁論が開かれた。その後の状況は確認できていない。 |
| ダウ・ジョーンズなど(米国) | ニューヨークの連邦地裁は2025年8月、Perplexityが求めた訴えの却下と移送を認めなかった。 |
| アマゾン(2025年11月に提訴と報じられた) | 2026年3月、連邦地裁がCometのアクセスを止める仮の命令を出したが、2026年8月上旬に連邦控訴裁(第9巡回区)がこの命令を取り消した。訴訟は地裁で続いている。 |
使う側が気をつけることは、3つです。
- 出典の中身を読む。出典が付くことと、内容が正しく伝わることは別です。新聞社は、実際と違う内容を出典にされたと主張しています。
- 要約をそのまま公開しない。新聞や雑誌の記事の要約をそのまま社外の資料やブログに載せると、元の記事の権利を侵害するおそれがあります。公開する文章は自分の言葉で書き、必要なときは出典を示します。
- 社内の情報を入れない。内部資料や個人情報を質問に入れる前に、利用規約とプライバシー設定を確かめます。
ヒカリちゃんのまとめ訴訟はまだ続いています。調べるのは任せて、確かめるのと書くのは自分、と覚えてくださいね。
2024年の記事の答え合わせ
2024年7月の記事で書いたことを、2026年10月の目で見直します。
| 当時書いたこと | いま振り返ると | 判定 |
|---|---|---|
| Pro Searchは、質問を段階に分けて調べ、詳しい答えにまとめる | この考え方は、ResearchやLabsに受け継がれた。深い調べ物はこの方向に進んだ。 | 当たり |
| 数学とプログラミングが強化された | 当時の発表としては正確。いまは使うモデルを選べるため、強化の中身は選ぶモデルで変わる。 | 当時は正確 |
| 無料は4時間に5回(当時の報道)、月20ドルは1日600回。ただし、どちらも当時の数字で、いまの回数は確認できていない | 月20ドル、年200ドルの価格は変わっていない。回数は、いまの公式の数字を確認できていない。 | 半分当たり |
| Pro Searchが検索の高度な機能の中心になる | 中心はResearch、Labs、Model Council、Cometへ広がった。Maxも加わった。 | 半分当たり |
| 批判を受けつつも、今後に注目が集まる | 日本と米国で訴訟に発展した。注目は集まったが、権利の問題は残っている。 | いまは違う |
2024年の記事は、新機能の紹介が中心でした。いまなら、使い方に加えて、出典の読み方と権利の扱いも書きます。
ヒカリちゃんのまとめPro Searchの考え方は生き残りました。変わったのは、機能の数とプランの数、そして権利の問題が大きくなったことです。
Perplexity Pro Searchについてよくある質問
Perplexity Pro Searchとは何ですか?
質問に計画が必要かを見分け、段階に分けて調べ、答えにまとめる検索です。2024年7月に強化されました。いまはResearchなどの深い調べ物の機能が加わっています。
Pro Searchは無料で使えますか?
Freeでも深い検索を一部使える、という解説があります。ただし回数の上限は変わりやすく、公式の数字を確認できていません。画面の表示か公式ヘルプで確かめてください。
ResearchとPro Searchは何が違いますか?
Pro Searchは、通常の検索を深くしたものです。Research(Deep Research)は、さらに多数の情報源を調べて、数分でレポートにまとめます。時間をかけてよいときに向いています。
Model Councilとは何ですか?
1つの質問を3つのAIモデルに同時に聞き、答えの一致点と違いを表にする機能です。2026年2月に始まり、当初はMaxで使えると報じられました。いまの対象プランは確認できていません。
SOURCES
- Perplexity「Perplexity - 自由に尋ねる」App Store日本版(2026年10月26日確認) apps.apple.com/jp/app/id1668000334
- No Code MBA「Perplexity Pricing 2026」(2026年10月9日更新、2026年10月26日確認) nocode.mba/articles/perplexity-pricing
- GIGAZINE「Perplexity Labs」(2025年5月30日) gigazine.net/gsc_news/en/20250530-perplexity-labs
- Business Today「Perplexity unveils Deep Research」(2025年2月17日) businesstoday.in
- GIGAZINE「Perplexityが独自AIブラウザ『Comet』を世界中の誰でも使えるように」(2025年10月3日) gigazine.net/news/20251003-perplexity-comet-available-everyone
- Design Compass「Perplexity Model Council」(2026年2月11日) designcompass.org/en/2026/02/11/perplexity-model-council-synthesizing-responses-from-multiple-ais
- Storyboard18「Perplexity launches Model Council to compare answers across multiple AI models」(2026年2月、2026年10月26日確認) storyboard18.com/digital/perplexity-launches-model-council-to-compare-answers-across-multiple-ai-models-89246.htm
- Gend「Perplexity Model Council: Compare AI Answers Side-by-Side」(2026年10月26日確認) gend.co/en-ca/blog/perplexity-model-council
- Asian Efficiency「Perplexity AI Review」(2026年7月に料金を再確認と記載、2026年10月26日確認) asianefficiency.com/technology/perplexity-ai-review
- Fast.io「Perplexity Pro Deep Research Limit」(2026年10月26日確認。公式資料の引用元は未確認) fast.io/resources/perplexity-pro-deep-research-limit
- The Register「Asahi, Nikkei sue AI search outfit Perplexity」(2025年8月26日) theregister.com
- 秋田魁新報(共同通信)「米AI事業者、争う姿勢 朝日、日経の記事無断使用」(2026年5月14日) sakigake.jp/news/article/20260514CO0070
- Bloomberg Law「Perplexity AI Can't Escape Dow Jones Training Copyright Suit」(2025年8月) news.bloomberglaw.com
- eWeek「Amazon Wins Injunction Against Perplexity Over Comet Browser Access」(2026年) eweek.com
「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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最終更新 2026年10月26日