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OpenAI Soraは終了しました|「使い方」を書いた私たちの答え合わせと、これから動画を作る方法

「Soraの使い方」を紹介した記事を、Soraの終了に合わせて書き直しました。Soraは2026年4月にアプリとWebの提供を終えています。何が起きたのか、当時の記事は何が当たって何が外れたのか、いま短い動画をAIで作るならどうするかをまとめます。

著者 Jeensuk Yang
OpenAIの動画生成AI「Sora」のイメージ

HowtoAI · 動画生成AI · 答え合わせ

動画生成AI · OpenAI HowtoAI 01
読む時間 約8分 更新日 2026.10.24

この記事はこんな方に

  • 「Soraの使い方」を調べていて、ログインできずに困っている方
  • Soraで作った動画が手元に残っているか気になっている方
  • Soraの代わりに使える動画生成AIを探している方

この記事でわかること

  • Soraがいつ、どこまで終了したのか
  • 2024年の使い方記事で、何が当たって何が外れたか
  • 作った動画の書き出し方と、いま使える代わりのツール
手を広げて案内するヒカリちゃん
ヒカリちゃんの案内

こんにちは、ヒカリです。

「Soraの使い方」を調べてここに来た方に、まずお伝えしたいことがあります。Soraは2026年4月にサービスを終えました。この記事では、何が起きたのか、2024年に私たちが書いた記事は何が当たって何が外れたのか、そしていま短い動画を作るならどうすればいいかを、順番に一緒に整理していきますね。

01What happened

Soraに何が起きたのか

OpenAIの動画生成AI「Sora」は、2026年4月26日にWebサイトとスマホアプリの提供を終えました。開発者向けのSora API(sora-2 / sora-2-pro)も、2026年9月24日で提供を終えると案内されていました。OpenAIは後継の動画生成サービスを発表していません。

2024.12sora.com で一般公開(ChatGPT Plus・Pro向け)
2026.4.26Webサイトとアプリの提供終了
1年4か月一般公開から終了までの期間

研究プレビューの発表から数えると、およそ2年です。主な出来事を時系列で並べます。

時期出来事
2024年2月OpenAIがSoraを研究プレビューとして発表。最大1分の動画を公開したが、一般には提供されなかった。
2024年12月sora.com で一般公開。ChatGPT Plus(月20ドル)とPro(月200ドル)の加入者が対象で、日本からも使えた。2024年の記事はこの時期に書いた。
2025年9月30日新モデル「Sora 2」とiOSアプリ「Sora」を発表。自分の姿を登録して、ほかの人の動画に登場できる「カメオ」機能が話題になった。
2025年10月既存のアニメやゲームのキャラクターに似た動画が広がる。10日、城内実 知的財産戦略担当大臣が、内閣府からOpenAIに著作権を侵害しないよう要請したと明らかにした。27日には、CODA(コンテンツ海外流通促進機構)が会員企業の作品を無断で学習しないよう文書で求めた。
2025年10月30日日本でもiOSアプリが招待コードなしで使えるようになる。11月にはAndroid版も公開。
2025年12月ディズニーが出資と、200以上のキャラクターをSoraで使えるライセンス契約を発表。
2026年3月25日(日本時間)OpenAIがSoraの終了を発表。公式Xアカウントは「We're saying goodbye to Sora」と投稿した。ディズニーとの契約も終了。
2026年4月26日Webサイトとアプリの提供を終了。
2026年9月24日Sora APIの提供終了日。OpenAIの開発者向けページでは、後継のモデルは示されていない。

ヒカリちゃんのまとめまとめると、Soraはアプリ・Web・APIのすべてが終わりました。ChatGPTの中に移ったわけでもないので、2026年10月の時点で、OpenAIには動画を作るサービスがありません。

02Why it ended

なぜ終わったのか

OpenAIの公式ヘルプページは、終了の理由を書いていません。広報担当者は報道各社に対し、計算資源の需要が増えていること、そしてSoraの研究チームはロボティクスにつながる「ワールドシミュレーション」の研究に集中することを挙げています。

報道では、もう少し踏み込んだ説明も出ています。米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を紹介したTechCrunch(2026年3月29日)によると、利用者は約100万人をピークに50万人を下回り、運営には1日あたりおよそ100万ドルかかっていたとされます。空いた計算資源は、企業向けやコーディング向けのサービスに回すという見方です。

読むときの注意:2025年秋の著作権をめぐる動きが利用者の減少を早めた、という論評も日本では見られます。ただ、OpenAIがそれを終了の理由として挙げた一次資料は見つかりませんでした。この記事では、理由として断定しません。

ヒカリちゃんのまとめ公式に示された理由は「計算資源の配分」と「研究の重点の移動」の2つです。利用者数や1日あたりの費用といった数字は報道によるものなので、分けて読んでくださいね。

03Looking back

2024年の記事の答え合わせ

私たちは2024年12月、Soraの使い方を画面つきで紹介しました。当時書いたことが、いまから見てどうだったかを確かめます。

2024年12月当時のSoraの動画生成画面
2024.12当時のSoraの画面。現在このサービスは利用できません。
当時書いたこといま振り返ると判定
料金はPlus(月20ドル、最大720p・5秒)とPro(月200ドル、最大1080p・20秒)の2種類当時の公式発表どおり。その後Sora 2でアプリ中心のサービスに変わり、いまは提供されていない。当時は正確
日本語のプロンプトに対応。複雑な表現は英語のほうが精度が上がる当時の使い方として妥当だった。当たり
人物や動物の動きが不自然になることがあるSora 2で動きは大きく改善した。本物に近づいたことで、かえって肖像や著作権の問題が前に出た。半分当たり
ビジネスや商用での利用は、慎重に評価する必要がある結果的にいちばん当たった。サービスそのものが、一般公開から1年4か月で終わった。当たり
OpenAIの今後の技術開発で、Soraの役割がさらに注目されるOpenAIは計算資源をエージェントやコーディングに振り向け、Soraを閉じた。外れ
クレジットは計画的に使い、まず低い解像度で試作するほかの動画生成AIでもそのまま使える。当たり
いちばんの見落としは、権利の話を1行も書かなかったことです。

どんな画面で何ができるかは丁寧に書きましたが、誰の顔や作品に似たものが作れてしまうかには触れていませんでした。いま読み返すと、そこが利用者にとっていちばん大事な点でした。

ヒカリちゃんのまとめ機能と料金の説明は、当時としては正確でした。外れたのは「この先」の見通しで、抜けていたのは権利の視点です。私たちがいちばん反省しているところです。

04Your videos

Soraで動画を作っていた方へ

OpenAIのヘルプページ(2026年10月22日時点の記載)では、次のように案内されています。

  1. sora.chatgpt.com/sunset にアクセスし、「Export」を押す
  2. 書き出しの準備ができると、メールで知らせが届く
  3. 最終の書き出し期間を設ける場合は、始まる前にメールで知らせる。その期間が過ぎると、Soraに関するデータは完全に削除される

Sora専用の返金窓口はなく、通常のChatGPTのサブスクリプションと同じ扱いです。購入済みのクレジットは、OpenAIのコーディング支援ツール「Codex」で使えると案内されています。

確認できていないこと:書き出しページがいまも動いているかは、私たちは確かめられていません。動画が残っている方は、早めに試してください。

ヒカリちゃんのまとめ動画が残っている方は、後回しにせず、いま書き出しを試してください。期間が過ぎるとデータは完全に削除されて、元に戻せません。

05Alternatives

いま短い動画をAIで作るなら

OpenAIは2026年10月時点で、Soraに代わる動画生成サービスを出していません。日本語の情報が多く、すぐに試せるものを挙げます。料金は変わりやすいので、契約の前に公式ページで確かめてください。

Google(Gemini・Flow)Google AI Plus 月1,450円〜

動画生成モデル「Veo」などを、GeminiアプリやFlowで使えます。Googleアカウントがあればすぐに始められます。Proは月2,900円。

RunwayStandard 月15ドル〜

動画生成の専門サービス。自社モデルのほか、KlingやSeedanceといった他社のモデルも選べます。Proは月35ドル。

CapCut(Dreamina)日本語・円建て

動画編集アプリのCapCutを出しているByteDanceのサービス。SNS用の短い動画を、生成から編集まで一つのアプリで済ませたい場合に。

料金はGoogleとRunwayの公式ページで2026年10月24日に確認したものです。

ヒカリちゃんのまとめどのツールも料金はよく変わります。選ぶ前に、作った動画を自分の手元に保存できるかを先に確かめておくと安心です。

06Lessons

小さな会社がSoraの終了から学べること

Soraは、世界でもっとも注目されたAI企業の、もっとも注目された製品のひとつでした。それでも一般公開から1年4か月で終わりました。AIツールを仕事に取り入れるとき、私たちは次の4つを先に決めるようにしています。

  1. 作ったものは自分の手元に置く。生成した動画や画像をサービスの中に置きっぱなしにせず、社内のドライブに保存する。
  2. ツールではなく「設計」を残す。どんな場面を、どの順番で、どんな雰囲気で見せたいか。場面ごとに分けて指示するストーリーボードの考え方は、Soraがなくなってもほかのツールでそのまま使えます。
  3. 人物とキャラクターの権利を先に確認する。実在の人物や既存のキャラクターに似たものは、作れても使わない。
  4. 乗り換えられる形にしておく。一つのツールにしかない機能に、業務を寄せすぎない。
2024年当時のSoraのストーリーボード画面
2024.122024年の記事で紹介した、Soraのストーリーボード画面。場面を分けて指示する考え方は、いまも使えます。

ヒカリちゃんのまとめツールは、いつか終わることがあります。残しておきたいのは、作ったものと、何をどう見せたいかという設計です。

FAQ

Soraの終了についてよくある質問

Soraはもう使えませんか?

使えません。Webサイトとアプリは2026年4月26日に終了し、APIも2026年9月24日で提供を終えると案内されていました。

Soraで作った動画はどうなりますか?

公式ヘルプでは、sora.chatgpt.com/sunset から書き出せると案内されています。最終の書き出し期間が過ぎると、データは完全に削除されます。

ChatGPTの中で動画を作れるようになったのですか?

いいえ。Soraの機能はChatGPTに統合されておらず、2026年10月時点でOpenAIの動画生成サービスはありません。

2024年の記事で紹介した使い方は、ほかのツールでも役に立ちますか?

操作手順はSora専用なので使えません。具体的に描写する、カメラの角度や光を指定する、場面ごとに分けて指示する、といったプロンプトの考え方は、ほかの動画生成AIでもそのまま使えます。

SOURCES

  1. OpenAI Help Center「What to know about the Sora discontinuation」(2026年10月22日時点のアーカイブ) help.openai.com/en/articles/20001152
  2. OpenAI「Deprecations」(2026年10月24日確認) developers.openai.com/api/docs/deprecations
  3. OpenAI「Sora 2 is here」(2025年9月30日) openai.com/index/sora-2
  4. 窓の杜(2024年12月10日) forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1646191.html
  5. 窓の杜(2026年3月25日) forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2095940.html
  6. Impress Watch(2025年10月30日) watch.impress.co.jp/docs/news/2059283.html
  7. Impress Watch(2026年3月25日) watch.impress.co.jp/docs/news/2095964.html
  8. GIGAZINE(2025年10月16日) gigazine.net/news/20251016-japan-gov-openai-sora-2
  9. CODA ニュースリリース(2025年10月28日) coda-cj.jp(PDF)
  10. Engadget(2026年3月24日) engadget.com
  11. TechCrunch「Why OpenAI really shut down Sora」(2026年3月29日) techcrunch.com
  12. Google One 料金プラン(2026年10月24日確認) one.google.com/about/plans
  13. Runway Pricing(2026年10月24日確認) runway.com/pricing
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「HowtoAI」は、2024年から multifverse.com で続けてきたAI活用の解説シリーズです。社名があたたかいデジタル(ATATAKAI Digital)に変わったことにともない、2026年10月からはこのブログの一つのカテゴリーとして続けていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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最終更新 2026年10月24日